便利になったminneの2016年をふりかえってみました

 

こんにちは、minneスタッフのまみたすです。

 

いよいよ年末、大掃除や仕事納めに大忙しの時期がやってまいりました!

 

おやすみの取りやすい連休のお正月こそ制作や発送作業をしたい気持ちになってしまいますよね。
でも今年のことは今年のうちに!
作品の発送も年内に完了させて、お正月はスッキリゆっくり過ごすのも良さそうです。
あと一息、一緒にがんばりましょう!

 

みなさま今年はどんな1年でしたか?

日々の暮らしに、作家活動にと、お忙しい日々を過ごしていた方も多いのではないでしょうか。

 

minneは今年もたくさんの方々に支えられ、30万人の作家さまによる460万点以上の作品が展示・販売されるサービスへと成長することができました。

 

サービスの成長と共に、様々な機能追加や改善も行われました。
そこで! そんな作家さまのお役に立つよう、2016年に追加された機能を振り返ってみたいと思います。

まだ知らない機能があった!という方は、ぜひ来年から活用してみてくださいませ♪

 

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毎日の作家さまの活動を効率化

 

作品の登録や発送など、作家さまの負担を減らして創作活動に専念していただけるよう2016年は下記の改善を行いました。

 

【1】メッセージ画面に過去の取引履歴へのリンクを表示

作家さま側のメッセージ画面にて過去のお取引をすぐに確認でき、購入者さまとスムーズにやりとりができるようになりました。

 

【2】プロフィールにInstagramアカウントを追加

作家活動でInstagramを活用している方も多いのではないでしょうか。

そこで、minneのプロフィールへInstagramアカウントを登録できるようにしました。

Instagramなどの各種SNS活用法についてはイベントレポートで公開しておりますので、ぜひお読みください◎

>>【レポート】台東デザイナーズビレッジで開催!「クリエイターの最新インターネット活用法」

 

【3】ギャラリーに「一言おしらせ枠」を表示

発送のおやすみスケジュールや新作情報など、ちょっとしたお知らせをご案内できるようにしました。

会員ページの「設定」>「ギャラリー設定」より入力していただけます。

 

【4】宛名印刷機能を追加

今まで手書きで作成していた作家さまも多いと思いますが、発送業務を少しでも楽にできればと思い追加いたしました。
ぜひ、印刷して使ってみてくださいね。

 

【5】売れたもの一覧ページの表示改善

 

今月の注文状況が表示されるようになりました!(Webのみ)

売り切れた作品がお知らせされるようになりました!

各注文の作品画像が表示されるようになりました!

 

これにより、今売れている作品や、売り切れてしまった作品に気づきやすくなりました。

次に登録する作品を決めるのにも活かせそうです。

 

【6】未入金でも購入者さまの情報を表示

コンビニ決済や銀行振込など、即時決済ではないお支払い方法を選択した購入者さまの情報が表示されるようになりました。

合わせて、未入金の購入者さまへ連絡できるよう規約も変更されております。

詳細はこちらをご確認ください。

 

【7】作品画像の一括登録に対応

PC・アプリ両方で、作品登録の際の画像を一度に複数枚選択できるようになりました。

一度の画像選択で最大5枚アップロードできますので、ぜひご活用ください。

 

【8】アレルギー表示対応

minneで食べ物のお取り扱いがはじまり、PC・アプリ両方の作品詳細ページへアレルギー情報を表示いたしました。

 

【9】作品登録・編集がスマートフォンに対応

作品登録・作品一覧ページ・売れたものページなどがスマートフォンでも快適に利用できるようになりました。

移動時間や出先のちょっとしたすきま時間に、スマートフォンから確認できると嬉しいですよね。

 

【10】購入者さまのお支払いをアプリで通知

コンビニ払いや銀行振込(ゆうちょと一部の銀行を除く)でのお支払い完了を作家さまへお知らせするプッシュ通知機能です。

今まではメールでの通知のみでしたが、アプリでのプッシュ通知を出すことにより購入者さまのお支払いに気づきやすくなりました。

 

 

販売を促進する改善

 

作家さまの作品がより多くの方に届くよう、お客さまがもっと作品を見つけやすく・買いやすくするための改善を行いました。

 

【1】作品にハッシュタグを付けられるよう対応

今まではカテゴリ−での分類のみとなっておりましたが、ハッシュタグが追加されることで、作品テーマや素材や季節のイベントなどでの検索ができるようになりました。

作品の特徴を表すキーワードを登録して、作品のプロモーションにご活用ください。

設定や使い方の詳細はこちら

 

【2】作品の購入オプションに対応

作品のパーツや色・サイズ選択、ギフトの指定などを、注文時に選択できるようになりました。

備考欄でのやりとりが減るため、作家さま・購入者さま両方が楽になるよう改善いたしました。

設定の詳細はこちらから。

 

【3】発送までの日数上限を最大120日に

作品発送までの目安日数を最大30日から120日へ変更いたしました。

予約作品や受注生産の作品がより販売しやすくなりましたので、ぜひご活用ください。

 

【4】各種キャリア決済に対応

auかんたん決済、dケータイ払い、Apple payに対応。 もっと気軽に便利にお買い物ができるようになりました。

 

【5】ゲスト購入に対応

minneに会員登録しなくてもお買い物ができるようになりました!

登録が面倒で使っていなかった…という方が、ぐんっとminneを使いやすく・買いやすくなった改善です。

 

【6】再販通知に対応

売り切れていたお気に入り作品の在庫が復活したときに、お気に入りに登録している方へ通知されるようになりました。

再販通知により「売り切れているけどいつか欲しい」と思ってくれている方が作品を購入できるチャンスが増えます。

 

【7】アプリでもクーポンを使えるように対応

minneのアプリからもクーポンが使えるようになり、もっと便利にお買い物を楽しんでいただけます!

購入者の方が使えるクーポンが発行された際は「アプリからも使えます♪」とファンの方へお知らせしていただけますと幸いです。

 

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また2016年は、全国のみなさまにハンドメイド作品に触れていただく機会をたくさん作った年でもありました。

 

minneのハンドメイドマーケット

 

 

東京ビッグサイトで開催したminne史上最大規模の販売イベント。
3日間の総来場者数は併催の日本ホビーショーと合わせ20万人以上!たくさんのご来場をありがとうございました!

 

ミンネとパルコのミエルツアー

 

 

1年かけて全国5大都市のパルコを巡ったミエルツアーでは、出展作家さまと来場者さまの間にさまざまな交流がありました。

対面販売イベントならではのぬくもりを感じる瞬間がたくさんある、すてきなイベントでした。

 

「minneハンドメイド大賞2016」受賞作品発表!

 

 

世界にひとつだけのハンドメイド作品を発掘・表彰するコンテスト「minneハンドメイド大賞2016」。
2万作品を超える素敵な応募作品が集まり、大賞および各賞が決定しました。
ぜひ、ご覧くださいませ。

 

食べ物の取扱いを開始!

 


”ハンドメイド”のカテゴリーを広げ、ついに食べ物の取扱を開始。
これまでインターネット上でなかなか出会えなかった名店や職人さんのこだわりの詰まった「食べ物」を、minneから全国へお届けします。

 

 

「minneのアトリエ 神戸」がオープン

 

 

いつでも気軽に立ち寄れるハンドメイドを楽しむための場所「minneのアトリエ」。
世田谷の「IID世田谷ものづくり学校」に続き、神戸の「デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)」にminneのアトリエがオープンしました!
勉強会もどんどん開催しており、撮影場所として使われる作家さまも増えてきました♪
 

「minneのアトリエ 神戸」のイベント情報へ

「minneのアトリエ 世田谷」のイベント情報へ

 

 

minneのハンドメイド本第2〜4号発売

 

 

minneがインターネットの世界を飛び出し、本になった「minne HANDMADE LIFE BOOK - みんなのハンドメイド本」

の第2号〜4号を2016年に発行しました。

 

webマガジン「minne mag.(ミンネマグ)」スタート!

 

 

ライフスタイルに寄り添うハンドメイド情報を発信するwebマガジン「minne mag.(ミンネマグ)」が5月にスタートしました。
ハンドメイドに込められた想い、技術、楽しさ、新しさなど、作品そのものだけでなく、ハンドメイドの周りにある様々なモノ、コト、ヒトを日々お伝えしています。

 

作家さま向け勉強会、ぞくぞく開催中!

 

「minneのアトリエ 」の作家活動アドバイザー・和田が、作家さま向け勉強会の講師として全国に飛び立ちました。
一部レポートも公開していますので、ぜひご覧くださいませ。

 

【レポート】台東デザイナーズビレッジで開催!「クリエイターの最新インターネット活用法」

【レポート】Twitter社で開催!「クリエイターのためのTwitter活用法」

 

来年も開催予定ですので、お知らせを楽しみにお待ちくださいませ。

 

 

2016年のminneは、たくさんの作家さま・作品に支えられ、こんなに色々なことにチャレンジしてきました。

2017年もみなさまの活躍の場を広げられるよう、新しいことに取り組んでいきたいと考えております。

 

今年1年、minneとともにお過ごしいただき、本当にありがとうございました!

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

それではみなさま、良いお年を!

 

minne

 

 

<gabriyollyさん対談>ひとりでは起こせなかった「化学反応」 第3回


 


< こんなメンバーで対談してきました >


 
gabriyolly(ガブリヨリ)
http://www.gabriyolly.jp/ 
https://minne.com/gabriyollyjp
文化服装学院専任講師の澁谷さん(写真/中央)とグラフィックデザイナー(hiyocostudio)の山崎さん(写真/右)が中心となって活動するユニット。2014年の結成後、代々木上原のCASE galleryでの展示会開催、2015年には伊勢丹新宿店にポップアップストアを出店するなど、本業のお仕事から一歩踏み出したところでオリジナル作品を次々と発表されています。
阿部 minneのエバンジェリスト(写真/左)
 


<もくじ>

第1回 gabriyollyはじめます!
第2回 異分野だから面白い
第3回 作品が生まれる夜間活動
第4回 これからのgabriyolly



第3回 作品が生まれる夜間活動
 

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阿部
2014年から「ストレンジ・フルーツ」シリーズをスタートされたと思うのですが、今年新しいシリーズをスタートさせるというのは、どういったきっかけがあったのですか?

山崎
もちろん、同じシリーズを展開していくことも大切ではあると思うんですけど、私は「gabriyolly = ストレンジ・フルーツ」が定着する前に、別なことをやっておきたいと思ったんです。作り手としては、もっといろいろ挑戦しておきたいなと。

澁谷
これだけじゃないよ、と。テーマによって、いろんな分野の人と面白いことがしたいんですよね。どんどん新しいシリーズを作っていくことで、違う分野の方達と一緒に何ができるのかっていうことを模索したいんですよね。

阿部
なるほど。可能性がどんどん広がっていきますね。
今、お仕事とクリエイティブな活動というところのお話をお伺いしたんですけど、実際2本柱じゃないですか。どういうふうにバランスを取られているんですか?

山崎
普段はお互い別の仕事をしているので、夜から活動をはじめる感じですよね。

澁谷
夜間活動! 先生業を20時ごろに終えて、それからここに来て21時くらいからやって、24時に終わればいいよねって感じです。

山崎
展示の前とかは、話さなくちゃいけない事もたくさんあるんで、夜中の2時とか3時ってのもあります。でも楽しいですからね。自分の好きなことやってますから。

澁谷
うんうん。たのしい〜!!

山崎
好きなことに没頭してると夜更かししちゃうじゃないですか。あれに近いと思うんです。

阿部
アイディアを形にする過程で、苦労された部分ってどういったところがあります?

澁谷
やはり、布物とそうじゃない物との勝手の違いに苦労しますね。物の大きさによって、テキスタイルのパターンの大きさを変えて、色、形を見て配置していくので細部までこだわりますし。

阿部
ああ、柄は同じサイズで使えないですもんね。

澁谷
そうなんですよ〜。でもその、大きさ何パーセントでって部分は山ちゃんがやってくれるの!

阿部
そういうバランス感覚って、さすがデザイナーさんだなって思いますね〜。

澁谷
そうなのそうなの。

 

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澁谷
あと、価格設定問題かな…。これだって本当はめっちゃ高く売りたいんです!(笑)
作品に手をかければかけるほど思い入れが強くなるんで高く売りたいなって思う一方で、買ってくれる人はそんな手間のことは分からないじゃないですか。だから難しい〜。

阿部
その辺の価格設定の話ってどういう風にされてるんですか?

山崎
お互いに「自分だったらいくらで買う?」という感じで言い合って...。あとは自分の身の回りの人に相談ですかね。

阿部
ちなみに、これはおいくらで?

澁谷
伊勢丹では5,000円で売ったんだよね〜。

阿部
え、そうなんですか! 行ってたら買ったのに…。

澁谷
でもそのときは、あまり売れなかったんだよね〜。

山崎
そう。これは別のECサイトで売っていた時期もあったんですけど、全然売れないのでやっぱり良い写真があればそれでOKというわけではないんだなって思いました。売るためには人が集まるかどうかも重要なので、これからminneで売りたいなって。

阿部
ありがとうございます、嬉しいです。
 

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澁谷
gabriyollyの活動をやっていて思うことは、以前コラボしたかまわぬさんもそうですけど、自分からやりたいって言い続けていると案外、いいよってお返事いただくことも多いんです。

阿部
かまわぬさんとのお話はどういうきっかけで始まったんですか?

澁谷
私たちが展示でお世話になった、代々木上原のCASE galleryのオーナーに、かまわぬさんを紹介してもらって。それからはトントンと…。

阿部
じゃあ、何かやろうか!みたいな。

山崎
やるなら普段かまわぬさんがやらないようなものを作りたいねってことで。ちょうど、イチゴのへたを星に見立てて星座をつくるアイデアがあったので、それを蓄光プリントでやろう!って決めました。

澁谷
結果は大成功! かまわぬさんとコラボするって言ったら、それをめがけて来てくれるファンの人がたくさんいて、instagramとかでどんどん拡散されました。

阿部
いいですね〜!

山崎
「光る手ぬぐい」っていう新しいジャンルができましたしね!

阿部
すごい! 今までにないシリーズっていうのは楽しいですよね。新しい技術が入っているというのも素敵です。
 
「gabriyolly meets かまわぬ “ICHIGO Stars”」(写真提供:gabriyolly)



山崎
伊勢丹での期間は一週間だったんですけど、確か3日目くらいでなくなりました。

阿部
すごい! その後も繋がっていくんでしょうね〜。やりたいなって思った時に、まず動いてみるって大事ですよね。

澁谷
そう。言ってみてダメだったって事はもちろん、やったからこそダメだったってことも分かったりしますよね。前向きな失敗っていうのかな。

山崎
失敗が次につながればいいんですよね。動いてみないと何にもはじまらないですから。

阿部
伊勢丹新宿店で、ポップアップショップをやるというお話を聞いたときどうでした?


 

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「gabriyolly展〜奇妙な果実との出会い〜」(写真提供:gabriyolly)
 

澁谷
最初は、叫ぶくらいやったーっ!て思ったんですけど、現実を見るとだんだん、大丈夫かな〜私たちできるかな〜って思ったよね〜(笑)。

阿部
何が一番大変でしたか?

山崎
最初に商品リストを提出したときに、売り場スペースに対して商品の数が少なすぎると言われたんですよね。ハンドメイドのものをどう大量に作っていくかっていう問題に直面して。それで、商品を多く用意することと同時に、展示にボリュームを持たせた見せ方を試行錯誤して考えていきました。

阿部
へえ〜。伊勢丹さんからこれくらい必要だと言われていたボリューム感からすると、商品の数は少なめではあったということですか?

山崎
缶バッチのような細々とした物は作れるので、数はギリギリクリアできた感じですね。でも始まってみたら、もっと作ればよかったなっていうものもあったり、売れ残っているものもあったりして。

阿部
難しいですよね、何が売れるのか分かんないですし。でも、この経験が次に向けてプラスに繋がるんでしょうね。あと、ぜひお聞きしたかったのが、インターネットの活用の場としてminneを選んでいただいた理由はありますか?

山崎
プライベート的なことで言いますと僕は、IID 世田谷ものづくり学校に入居しているのでminneのアトリエさんとのご近所付き合いであったり、澁谷と阿部さんがお知り合いだったりすることでしょうか。

澁谷
私は、「服を作ること」や「物を作ること」って楽しいし面白いことだよっていうことを買う人はもちろん、作り手の人たちとも共有して刺激し合えればいいなって。minneを通じてそんな活動をしていきたいなって思ったんですよね〜。

阿部
嬉しいです! 作り手の方にもっていう視点。まさに、今回のインタビューにぴったりですね。

 
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澁谷
私たちみたいに伊勢丹のイベントで活動をしてる人もいたり、minneっていろんな作り手さんが参加していているのが良いなって思います。すごい物を作っている人もたくさんいるから負けてられないです(笑)!

阿部
ありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです。色々な作家さんにminneをご利用いただいているのですが、gabriyollyさんのように、実際に伊勢丹さんのような場で実績を積まれている方もminneを使っていただいているということを、もっと広めていけたらなと常々思っていたので。この対談が良い機会になればな〜と思っております。


 

(続きます)
 



<infomation>




「gabriyolly展〜invisivle:みえないもの〜」
日程: 2016月2月28日(日)〜 3月13日(日)
時間: 12:00 〜 22:00(※ 2/28は18:00まで)
場所: CASE gallery 東京都 渋谷区大山町18-23

今回のテーマは「invisivle:みえないもの」。”引力”や”熱”といった”みえないもの”に着目した、全く新しいテキスタイルデザイン。また、2014年に開催した「strange fruits:奇妙な果実」に続くコラボレーション企画、gabriyolly meets〜シリーズでは、テキスタイルデザイナー氷室友里氏との展示も同時開催。


 

<gabriyollyさん対談>ひとりでは起こせなかった「化学反応」 第2回


 


< こんなメンバーで対談してきました >


 
gabriyolly(ガブリヨリ)
http://www.gabriyolly.jp/ 
https://minne.com/gabriyollyjp
文化服装学院専任講師の澁谷さん(写真/中央)とグラフィックデザイナー(hiyocostudio)の山崎さん(写真/右)が中心となって活動するユニット。2014年の結成後、代々木上原のCASE galleryでの展示会開催、2015年には伊勢丹新宿店にポップアップストアを出店するなど、本業のお仕事から一歩踏み出したところでオリジナル作品を次々と発表されています。
阿部 minneのエバンジェリスト(写真/左)
 


<もくじ>

第1回 gabriyollyはじめます!
第2回 異分野だから面白い
第3回 作品が生まれる夜間活動
第4回 これからのgabriyolly



第2回 異分野だから面白い
 

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澁谷
私、山崎の手書きが好きなんですよ(笑)。

阿部
僕もすきだなぁ。いいですよね。

山崎
ありがとうございます(笑)。

澁谷
出会ったきっかけは、共通の知り合いのアクセサリー作家さんの展示会で、「どこで活動しているんですか?」と聞いたら、「ここ(ものづくり学校)」と言ってたので会いに行ったら、持ってたネタ帳を惜しげも無く見せてくれたんですよ。

阿部
へえ。それはいつ頃の話なんですか?

山崎
約2年前ですね。2014年の春です。

阿部
普段はネタ帳を見せたりされるんですか?

山崎
普段はあまりしないんですけど、いつか何か一緒にできるといいなという期待と、自分はこういうことをやりたいんだということを伝える意味でネタ帳を見せたんですよ。

澁谷
そしたらそこに、ピンクの四角いドーナツが描いてあったんですよ。丸じゃなくて。それを見て衝撃が走ったというか、「あ! このタッチと、こういう考えっていいな」って思って…。私はこう、と思ったらすぐ行動を起こす人なんですよ!

山崎
自分にとって、手描きというのはメモ程度だったんですよ。でもそっちのタッチが良いと言われたのが衝撃で。なるほど〜と。

阿部
それは今のタッチに近いんですか?

山崎
近いですね、バナナのシリーズを描く時に色々メモを...。持ってきました。

 

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阿部
わあ〜! かわいいですね〜。

山崎
どこか一箇所が変わると奇妙に見えるよねっていう話になって、磁石の柄を作ったり、こんなような物を描いて、いろいろ試行錯誤していましたね。

阿部
かわいい〜。

澁谷
このタッチ良いでしょう?

阿部
良い! さすがアートディレクターっていう感じがしますよね。

澁谷
そうそう〜。サクサクって描くんですよ。

山崎
こういうのを1枚1分くらいで描きためていて。

澁谷
出会ったその時は、いろんな友達の一人としてインプットされたんですけど、それから半月後くらいに、京都の恵文社で展示をしてみないかっていう話をもらって…。その瞬間に「山ちゃんの絵でテキスタイルを作って服を作りたい」って浮かんだんですよ。ピーンと思いついて!

阿部
いいですね〜。あ、僕も山ちゃんでいいですか?(笑)

山崎
どうぞどうぞ!(笑)

澁谷
で、すぐに「こういうことしたいんだけど」と連絡して…。それからは早かったですね。私はとにかく、分野が違う人たちが集まって何か面白い事がやりたいと思っていたので、まさにこれだ!と思って。

山崎
当時、いざチームでやるってなったは良いけど、テーマを設定してまとまりは作らないとな、ってプロデューサー的な悩みがありました。(イラストを指しながら)この辺のくだものとかでテキスタイルをやるのがいいよねとか、アロマも入れるんだったら果実の香りも考えられるし、フォトグラファーの人にも説得ができるし…なんて、いろいろ考えていったら、ストレンジ・フルーツ(奇妙な果実)というシリーズが出来て、一気に視界が開けたんですよ。

阿部
ちなみにgabriyollyの立ち上げと、そのアイディアの部分ってどっちが先なんですか?

山崎
アイディアが先な気がします。gabriyollyっていう名前自体はこれの後くらい。

阿部
そうなんですね、gabriyollyの名前の由来ってなんですか?

澁谷
私たちは、物事を前向きにどんどん押し出していきたいっていうコンセプトを持っていて、いろんな単語をみんなで調べていたら、「ガブリヨリ」って言葉が前に行く感じでいいよねってなって。だけどそれ、相撲の決まり手じゃん!みたいな(笑)。

阿部
ああ、「がぶり寄り」なんですね。

澁谷
決定ってなったら、山ちゃんが一週間後くらいにはロゴを作ってて。

阿部
へ〜。でも何かが生まれる時ってそういう感じですよね。次々とアイディアが出てきちゃう。

澁谷
そうそうそうそう!

 

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山崎
普段の仕事で解消できないストックがたくさんあるんですよね。とはいえ「産みの苦しみ」は、全くないわけじゃないんですけど、割とお互いが普段「これは面白いよね」っていうストックを、会えたときに見せ合ったりするんですよ。その時に「あ、これは、こうしたらいいんじゃない?」っていう掛け合わせで、いろんなものができあがる、みたいな。

澁谷
お互いに別々のところでやってきたから面白い化学反応が生まれたんだと思いますね。二十歳の頃とかに出会ってたらこうはならなかったんじゃないかと思うな。

阿部
今、アイディアのお話がでたので少し深堀したいんですが、お仕事されていく中で溜める以外では、どういう風にアイディアを溜めていっていますか?

澁谷
私は16歳から服を作っているんですけど、10年前くらいから、作りたい布が無くなっちゃったんです。じゃあ、布から作ればいいじゃん!って。自分が本当に着たい服を作るために、新しいテキスタイルをどんどん作っていって。それで、新しいデザインや、新しい服作りの技術っていうものを広げていきました。

阿部
なるほど。興味の部分を深堀していくなかでだんだん溜まっていった、ということなんですね。山ちゃんの方は、どうですか?

山崎
普段から自分が面白いと思うことを提案するんですけど、予算だったりクライアントさんの好みだったりと色々な要素があって提案が通ることってほんとに稀なんですよ。そうすると通らなかったアイディアが自然と蓄積していって。「これはどうしてもやりたい!」みたいなものも残ってくるんです。いつか何らかの形で実現したいなと、それを捨てずに取っておいて…。アイディアはそうやってストックされる、というのはありますね。

阿部
なるほど。ものづくり学校にいらっしゃるということは、ポイントになっているんですか?

山崎
そうですね。gabriyollyで作っているものは「made in 澁谷」でもあるんですけど同時に「made in IID」だったりもするんですよね。実はスマホケースのプリントはインクジェットなんですけど、ここ、IIDに入居されているインクジェットの業者の、BELLEIMAGE(ベレイマージ)さんにお願いしているんです。

阿部
あ、これですよね。(my iPhoneを見ながら)

澁谷
それそれそれ!

 
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阿部
これインクジェットなんですか?って思いますよね〜。

山崎
ワンフロア離れているだけなので、BELLEIMAGEさんとは「こういうデザイン考えたんだけどやってもらっていいですか?」みたいに気軽にやり取りして作品をテストしたり。

阿部
それは、すごく良い環境ですよね〜。minneもイベントのときに壁にminneのロゴのシールを貼る機会があるんですけど、それもIIDの業者さんにお願いしたんですよ。すっごいいい場所だな〜と。ものづくりする人にとってはこれだけ整っている場所って、意外と見つからないですよね。

山崎
ほとんどココで出来ちゃいますからね。

阿部
形になっているものは、本当にかっこいいものばかりですよね。

澁谷
ありがとうございます。お互いに共通しているところとして、パッケージまでが私たちの商品って思えていることで物はかっこいいけど入れ物がダサいとか嫌なんです。ハンカチとかも真空パックになんて結構大変なんですけどね〜。

阿部
確かに、もらった時にかわいい袋に入ってたら嬉しいですもんね。

澁谷
そう。自分の持ち物一つもやっぱりかっこいいものであってほしいし、見られることも意識していて、こういう人がこういう物作るんだっていうことも含めて、全部私たちのブランドだと思っているんです。

阿部
大切なことですね。

山崎
なかなか、貫くのも難しいですけどね。みんな物を見るとこれいいね!ってなりますけど、パッケージは気にしない人が周りには多くて。それはとても残念だなって思ってたんですけど、澁谷がパッケージにこだわる人だったっていうのはすごいラッキーで。逆に自分としてはそこが嬉しかったり、ありがたかったですよね。

 
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山崎
個人的にパッケージのこだわりで特に気に入っているのは、パッケージにQRコードが印刷されていて読み込むと壁紙がダウンロードできるサイトまで作ったところですね。

阿部
こういうことですよね!(阿部さんはケースに合わせて壁紙も同じ柄にしています。)
パッケージも含めて細部までこだわりをすごく感じるので、そこがすごく好きです!

山崎
そうそうそうそう!

阿部
僕はもちろん素敵だからこれにしたんですが、澁谷さんがこれ使っているときにすごいかっこいいな〜と密かに思ったんですよ。サラっと出した時にカッコイイ〜と思って、絶対ほしい!って思いました。

澁谷
ありがとうございます。うれしい〜。そういうのを聞けるのが一番嬉しい。

 

(続きます)

 



<infomation>




「gabriyolly展〜invisivle:みえないもの〜」
日程: 2016月2月28日(日)〜 3月13日(日)
時間: 12:00 〜 22:00(※ 2/28は18:00まで)
場所: CASE gallery 東京都 渋谷区大山町18-23

今回のテーマは「invisivle:みえないもの」。”引力”や”熱”といった”みえないもの”に着目した、全く新しいテキスタイルデザイン。また、2014年に開催した「strange fruits:奇妙な果実」に続くコラボレーション企画、gabriyolly meets〜シリーズでは、テキスタイルデザイナー氷室友里氏との展示も同時開催。


 

<gabriyollyさん対談>ひとりでは起こせなかった「化学反応」 第1回

 

こんにちは、minneです。

minneで活躍されている人気作家さんに、ものづくりにおいてのアレコレを根掘り葉掘りインタビューする人気企画。
今回の対談は、minneのアトリエも入る、IID世田谷ものづくり学校でデザインをされている山崎さんとのご近所交流から生まれました。常に新しい試みに挑戦しつつも丁寧なものづくりにこだわるお二人の熱い想いを、たくさんお伺いしてきました!
 

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バナナとキウイの柄でおなじみのgabriyollyさんと、彼らの作品が好きすぎて自身のiPhoneケースを特注してもらったという minneのザビエルこと阿部とのスペシャル対談!


 


< こんなメンバーで対談してきました >


 
gabriyolly(ガブリヨリ)
http://www.gabriyolly.jp/ 
https://minne.com/gabriyollyjp
文化服装学院専任講師の澁谷さん(写真/中央)とグラフィックデザイナー(hiyocostudio)の山崎さん(写真/右)が中心となって活動するユニット。2014年の結成後、代々木上原のCASE galleryでの展示会開催、2015年には伊勢丹新宿店にポップアップストアを出店するなど、本業のお仕事から一歩踏み出したところでオリジナル作品を次々と発表されています。
阿部 minneのエバンジェリスト(写真/左)
 

 

<もくじ>

第1回 gabriyollyはじめます!
第2回 異分野だから面白い
第3回 作品が生まれる夜間活動
第4回 これからのgabriyolly



第1回 gabriyollyはじめます!
 


阿部
2014年から、gabriyollyさんとしての活動を開始されたということですけど、それ以前のお二人は、それぞれどんな活動をされていたのか、というところからお話をお聞きしてもいいですか?

澁谷
はい。私は本業で先生をやり、それと並行して共同作業として神戸のファッション美術館に所蔵される作品の復元のお手伝いをしていたんです。

阿部
復元とは??

澁谷
例えば、マリーアントワネットとかの時代の、すごく(スカート部分の広がりが)大きいドレスなどがどういう作りで、どんな布で出来ているのかというのを、実際に現物を隣に置きながら採寸してパターンを作るという本当に素晴らしい機会に技術協力者として参加させてもらってます。私はプリントの研究をしていて、図柄の写真を撮って、それをデジタルプリントして、柄からタックを取っていったり、未だかつてないやり方でやっているんです。

阿部
おぉぉ…すごいですね。

澁谷
全部、ハンドメイドなんですよ。それこそドレスは一点物で「◯◯女王様のためのドレス」みたいなものばかりで。パターンを見ていくと右利きか左利きかまでわかるんですよ。それと、布の重なりになると採寸だけではできないから、柄をみて、タックをとって、どのくらい重なっているのかなっていうことをやっていったりとか…。

阿部
先生であり研究者ですね。

澁谷
そうなんです。きっと、たまたま私がテキスタイルの研究をしていたからこそ声がかかったのだと思います。さらに面白い研究ができてよかったです。

阿部
いやー、面白いですね。それにしても、実物を横に置きながらって、刺激的ですね。

澁谷
あと、最近ではデジタル織物という新しい技術を使って、元は手で織っていた織物を、どこまでデジタルで再現できるかという試みを、生地の企業とコラボして目黒の美術館で展示もさせてもらいました。

阿部
かなり最先端な仕事をされていますよね。

山崎
本当、ハイテクですよね。数百年前のものをやるなんて。

澁谷
でも、もちろんデジタルで出来たものも良いんですけど、手織りのものには勝てないな、とは思いますね。その人の為だけに一つ一つ手で作ると右手がよく使われているから右腕周りが太いとか、その人の特徴もわかったりするんですよ。

阿部
えええー! 右腕だと良く使うから太い、ってどういうことなんですか?

山崎
やっぱり、差があるんですね。

澁谷
そう。人間の体って、右と左だと肩の傾斜も違うし、手の長さも違うんですよ。たとえば一人の山崎がいたら、本当は右も左も計測しないといけないんです。でも計測通りに作ると綺麗に見えないので、今の服作りでは、もう片方に肩パットを入れたりして、均等に見えるように作るっていうのをやっているんですね。

阿部
なるほど、お洋服で整えていくっていうことなんですね。

澁谷
そうなんです。全然関係ないんですけど(笑)。

阿部
いやいや、面白いなあ!

山崎
面白いですよね〜!

img_4130_retouch
 

澁谷
ファッションに関しては、フランスは国を挙げて補助する文化があるからいいんですけど、日本はファッションに対してそういったものがまだ少ないんです。アートとかだったらまだあるのかな。でもファッション、特に洋装ってすごく遅れて出来た文化だから…。

阿部
なるほど。日本でもそういったところをうまく引き上げていけると良いですよね。

澁谷
そうなんです。なので、ものづくりの良さを、主婦のレベルから作り上げていくminneさん、私はとてもいいと思います!

阿部
ありがとうございます! 嬉しいです。

澁谷
ものづくりって楽しいよっていうことを、ものづくりを教えている私のような人たちが発信したり、コミュニケーションを取ってバックアップしていかないとダメなんですよね。

阿部
minneが広がっている要因の一つって、きっとみなさんに楽しさを感じ取っていただけているからだと思うんですよね。自分で手を動かす事もそうですし、作家さんの作品を見て「私も作ってみたい!」と刺激を受けてやってみようかな、ということもあったり。そうやって繋がって広がっていくと良いですよね。

山崎
僕らは、これまでかまわぬさんや旅するコンフィチュールさんというお菓子を作られている方ともコラボレーションしていますし、今度の展示会では、私たちがデザイン・製作したテキスタイルとは別に、他のテキスタイルデザイナーさんとのコラボレーションで生まれたテキスタイルを発表します。今後はもっと、いろんなジャンルのクリエイターの方々と一緒にものづくりが出来たらと思っていて。minneさんで販売されている作家さんと交流を深めて「gbriyolly meets 〜」の新作が出来たら面白いですよね。




「gabriyolly meets かまわぬ」      「gabriyolly meets 旅するコンフィチュール」
(写真提供:ともにgabriyolly)

 

阿部
ぜひぜひ! いやあ、楽しそうだな〜!

山崎
そういうこともちょっと目論んでたりするんですよね(笑)。

澁谷
私たちもこれから、いろんなパターンが生まれるのかなと想像していて…。

阿部
生地を作っている作家さん同士がそれぞれ生地を交換し合って新しい作品を生み出す、なんてことも起きたりすると楽しいですよね

山崎
そうですね。minneさんには、テキスタイルというジャンルもあるので、それまで売り方をどうしようかと悩んでいたテキスタイルも発表できるので助かります。

阿部
なるほど。山崎さんはこの活動とは別に、現在もデザイナーをされているのですか?

山崎
hiyocostudioという名前で、主に広告製作のアートディレクターをしています。例えば、企業のポスターを作るというようなデザインに関わる事やロゴマークなどを作るCIみたいな仕事もあったり、何かの宣伝における空間演出もやります。なので、gabriyollyで展示をやる時には、いわゆる美術的な展示の方法論というより企業のキャンペーンを作るときの感覚で作ります。gabriyollyのブランドを、僕の方で総合的に構築して整理していく感じですかね。

阿部
なるほど。心強い!

澁谷
本当に。お互い出来る分野が違うから「あ、こう思うんだ〜」とか「私はこう思うよ」って、より良くするためにお互いが擦り合わせていくことができるのかも。

阿部
その結果、お互いに表現の幅が広がって、初めに思ってもいなかったような仕上がりになることもあるでしょうしね。

山崎
ええ、広がりはありましたね。
 

(続きます)



<infomation>
 








 



 


「gabriyolly展〜invisivle:みえないもの〜」
日程: 2016月2月28日(日)〜 3月13日(日)
時間: 12:00 〜 22:00(※ 2/28は18:00まで)
場所: CASE gallery 東京都 渋谷区大山町18-23

今回のテーマは「invisivle:みえないもの」。”引力”や”熱”といった”みえないもの”に着目した、全く新しいテキスタイルデザイン。また、2014年に開催した「strange fruits:奇妙な果実」に続くコラボレーション企画、gabriyolly meets〜シリーズでは、テキスタイルデザイナー氷室友里氏との展示も同時開催。


 

<Fish Born Chipsさん対談>「守らない」ブランドづくり 第4回



 

< こんなメンバーで対談してきました >


 
Fish Born Chips
https://minne.com/fbc
相川佳輝さん(あいかわよしてる・写真/左)と、祐果さん(ゆうか・写真/中央)のご夫婦二人で活動。
「ムダなモノ」をコンセプトに、革製品を中心とした新鮮でちょっと尖ったデザインのアイテムを作成中。ヘッドウェアブランド「CA4LA」や、ファッションブランド「COMME des GARÇONS」などとのコラボも実現。


阿部
minneのエバンジェリスト(写真/右)。最近阿部家にやってきたポメプーのトトちゃんにメロメロ。

 
 


 
第4回 大切にしていきたい信念
 
 
阿部
2015年は大激動の一年だったようですね。
 
ゆうか
いや〜もう、そうですね。
 
阿部
すごかったんじゃないですか?2014年とでは、2015年の圧倒感がありますよね。
 
ゆうか
始めてからはずっと何かしら動きはあり続けていたんですけど、去年はたまたま大きい仕事があったので、激動の一年でしたね。作る量も、ものすごく増えましたので。
 
よしてる
そうですね。アルバイトさんにも頑張ってもらったけど、全然寝れなかったですね。
 
阿部
作品1つあたり、出来上がるまでどれくらいかかるんですか?
 
よしてる
モノによりますね。かかるやつはすごくかかります。
 
ゆうか
ペイントの作品だと、時間がかかるというよりは精神的にすごい消耗するみたいで、一日で作れる数に限界があるんですよ。
 
よしてる
ダース・ベイダーもそうなんですけど、一日3つが限界ですね。
 
阿部
ベイダー嫌いになってないですか?
 
よしてる
なってないですよ(笑)。描けば描くほど愛着がわきましたね。
 
阿部
それはよかった!
 
ゆうか
愛があったから出来たよね。
 
阿部
そこが大きいですよね。好きだから出来る事ですよね。
 
よしてる
1日で5つ作ろうと思ったら作れるかもしれないけど、次の日は出来ないよ。って感じでした。
 
ゆうか
他の作品のことが出来なくなるとダメなので、バランスよくやっていました。
 
阿部
貴重なお帽子ですよね。このダース・ベイダーは。
 
ゆうか
そういう経緯を考えたら、そうですよね。
 
 
阿部
いま活動をはじめて3年ほどかと思いますが、3年経って、取り巻く環境の変化はありましたか?
 
よしてる
お互いの親は安心したんじゃないかな。
 
阿部
あ、そうですか!作品はお見せになったりするんですか?
 
ゆうか
そうですね。イベントにもよく足を運んでもらっています。
 
阿部
それは嬉しいですね。
 
よしてる
僕の父が昔、洋服屋をやっていたんですね。今度GARÇONと仕事をするって話したらその時は「ふーん。」って感じで終わったんですけど、後から母親に聞いたら、僕が帰った後に「いや〜、GARÇONはすごいな〜。」ってボソっと言ってたらしいです。
 
阿部
それ、本当にすげえなって思ってるパターンじゃないですか。
 
よしてる
そういうこと言う父じゃないんですけど、親孝行できた感じがありました。
 
阿部
いいですね〜。
 
よしてる
あとは、今まで予備校の仕事がメインで作家が副業だったんですけど、それが逆転して、作家を本業に出来たって事が大きいですね。作家仲間の友人たちに話してたら、「向こうに行ったね」って言ってくれる友人と、「こっちに来たな」って言ってくれる友人もいて、そういうところが変わったかなって思います。それで友人関係が変わるって事はないんですけどね。お互いに刺激を与えられる立場になったのかなって思いました。
 
阿部
ここまで広がっていったきっかけは何だと思いますか?例えば、お二人の作品に対するこだわりがあったからでしょうか。
 
ゆうか
彼のセンスを信用しているところですね。尊敬しているので絶対大丈夫だと思っていますが、爆発的に人気が出ることもなく、全く人気がなくなることもなく、ずっとこのまま行けたらなって思います。とにかく、彼は作ることが好きなので、そのクリエイション力とセンスを信用していますね。
 
よしてる
良いこと言うじゃん。
 
阿部
あはは!(笑) いま、抱きしめてもらってもいいですよ。
 
ゆうか
大丈夫です!(笑)
 
よしてる
僕としては、全部が繋がっているなと思っています。デザフェスに出始めて、ネットに出すようになって、それを見たブランドさんが声を掛けてくださって…って、全部が繋がっているんですよね。ひとつの「点」みたいなのはないんです。辿っていくと、デザフェスに出たことが元になっているんですよね。
僕の作家仲間と僕が違うところは、露出を常にしていた事だと思います。僕の美術作家仲間は、みんな新作を作るのが遅いんです。作品が出来上がったら、ものすごいクオリティだし、おもしろい作品なんですよ。でも次作るのは、半年とか一年開いちゃうんですよ。一年の間に人は誰が何を作ったかなんて忘れちゃうんですよね。僕たちはプライドがないので、スパスパ作れるんです。
 
ゆうか
美術をやってる人には、クオリティにこだわる人が多いんです。「100%を出せないと恥ずかしい。見せられない!」みたいな感覚なんですよ。私たちは60点くらいでも出してます(笑)。わりと最初からバンバン出して反応を見ていました。
  
 
 
阿部
Fish Born Chipsさんが思う、ハンドメイド作品の価値ってどういったところですか?世の中には色んなジャンルのハンドメイド作品がありますが、その価値とは、というところで。
 
ゆうか
オリジナリティかな…。
 
よしてる
唯一性は大事だよね…。うーん。やっぱり同じものを作っても、人によって全然違うところですかね。例えば、クラシックのオーケストラって曲は全部一緒だけど、どこの楽団が演奏するかで全然違いますよね。
 
阿部
そうですね。
 
よしてる
そういうことなのかな。同じ素材でうさぎを作ってみても、僕が作るのと他の作家さんが作るのとでは全然違うと思います。そういう違いが如実に出てくると思うんです。ぱっと見で同じものを作っても、ラインが絶対違います。それがハンドメイドなのかなって思います。
 
ゆうか
アルバイトさんに『モンタージュバッグ』のカットを頼んだ時に、同じ型紙、同じ道具、同じ技法ですごい上手な人にやってもらっても、彼(よしてるさん)の引いたラインと全然違うんですよ。
 
阿部
へ〜〜〜!そうなんですか!
 
よしてる
カットをお願いしているアルバイトさんも、トップレベルの人たちなんですけど、なんかちょっと違うんですよね。
 
ゆうか
そこはなんていうか、愛かなって思います。作品への愛情がラインに出てしまいますね。
 
阿部
不思議なもんですよね。
 
よしてる
意外とそれをお客さんも感じてるみたいなんです。目が1侘イ譴燭世韻如∩漢慨蕕違うんですよ。多分、ハンドメイドやっている方はみんな思ってるんじゃないかな。
 
 
阿部
最後の質問なんですけど、今後も大切にしていきたいことはありますか?
 
よしてる
それはもう「ハンドメイド」だよね。
 
ゆうか
そうだね。手で作るって事だよね。手元からは絶対に離さない。自分たちの手の中に作品を留めることですね。手の届かないところに行ってしまうとFish Born Chipsのモノじゃなくなってしまうので。
 
よしてる
あと、最近思ってるのは「守らない」ことですね。去年すごいところとたくさんコラボさせていただいたんですが、「こういう新作は作っちゃいけない!」って思わないことですね。「初心忘れるべからず」じゃないですけど、ちょっとでも良いなって思ったら作ってみる、っていうのを絶対に辞めない事ですね。
もしかしたら、GARÇONで僕たちのこと見て好きになってくれたお客さんが「え、こんなのも作るブランドなんだ。嫌だな。」って離れてしまったとしても、元々の僕たちはこうだったんだから、昔からFish Born Chipsを好きで居続けてくれているお客さんを大事にしたいです。
 
ゆうか
全部を好きで居てくれるっていうのは、絶対ないんですけど、それでも離れないでいてくれるお客さんがいるので信じるしかないですよね。
 
よしてる
新しいお客さんにも寄せたい気持ちはあるんですけど、尖りすぎた作風にしちゃうと、映像やっていた時の僕に戻ってしまうんですよ(笑)。かっこ悪いことできないぞ!って。
 
ゆうか
そういう時にminneさんでいただいたレビューを読んで、初心を思い出しています。
 
阿部
うれしいです!
 
ゆうか
でも最近は新しい道に添った作品も作りたいとは思ってるんです。
 
よしてる
新しいものを作るからには、新しい売り方じゃないといけないとも思ってます。なので、昔からの自分たちやお客さんを大事にしながら、自分たちに出来る新しい作品、新しい売り方を考えないととも思っています。
 
阿部
なるほど、なるほど。
 
よしてる
ぶっちゃけ、「ネットショップとかで売るの辞めたら?」って言われる事があるんです。
 
ゆうか
大きいところとコラボすると、「ハンドメイドサイトで売ってるブランドなんだ〜」ってお客さんが思っちゃうので辞めてほしい。って言われちゃうんですよ。
 
阿部
それはあると思います。それが嫌だから、ハンドメイドサイトに出さない方もいらっしゃいます。
 
よしてる
すごい多いと思います。まあでも、そういう人はそういう人、うちはうち、って思ってます。
 
ゆうか
私たちのやり方があるので。
 
よしてる
だって求めてくれる人たちが居るんだから、この場所を否定するつもりは全くないですね。
 
阿部
いま、作品が広がっていく理由が分かってきました!状況がどう変わっても、制限をかけずに柔軟にやってきたからなんですね。これからやってみたいこととか、展望とかありますか?
 
ゆうか
去年は、向こうから来る話でいっぱいいっぱいになっちゃって、目の前の仕事で精一杯だったんです。できれば今年はお仕事の量を抑えつつ、新しい事を始めたいと思っています。例えば、うちのタグって未だに手描きの値札なんですよ(笑)。細かいところのクリエイションが甘いので、そういう所含めてメンテナンスしていきたいです。
 
よしてる
やっぱり、みんな台紙とか凝ってますよね。
 
ゆうか
そう〜!みんな可愛いの作ってるんですよね〜。
 
よしてる
いーなー、うちもやりたいなー。って思うんですけど、目の前の仕事でいっぱいになってしまって。
 
ゆうか
色々案はあるんですよ!なので、今年は仕事の量が減ってしまっても細かいクリエイションに注力したいです。
 
阿部
改めて世界観の整理をしていくんですね。
 
よしてる
そうですね!
 
   


〜 Fish Born Chipsさん、ありがとうございました! 〜
 
 

<Fish Born Chipsさん対談>「守らない」ブランドづくり 第3回



 

< こんなメンバーで対談してきました >


 
Fish Born Chips
https://minne.com/fbc
相川佳輝さん(あいかわよしてる・写真/左)と、祐果さん(ゆうか・写真/中央)のご夫婦二人で活動。
「ムダなモノ」をコンセプトに、革製品を中心とした新鮮でちょっと尖ったデザインのアイテムを作成中。ヘッドウェアブランド「CA4LA」や、ファッションブランド「COMME des GARÇONS」などとのコラボも実現。


阿部
minneのエバンジェリスト(写真/右)。最近阿部家にやってきたポメプーのトトちゃんにメロメロ。

 
 



 
第3回 ブランドとのコラボが始まった!
 
 
阿部
最近はファッションブランドさんとコラボされているのをよくお見かけするんですが、コラボの依頼が舞い込んでくるきっかけは何ですか?
 
ゆうか
roomsっていう合同展示会に出ているんですけど、おっきい仕事はだいたいroomsですね。
 
 

rooms
http://www.roomsroom.com/

アッシュ・ペー・フランス株式会社が運営している、ファッションとデザインの合同展示会。2000年より年2回開催されている。出展ブランド500以上、来場者2万人の世界でも有数の展示会。

 
 

 
よしてる
minneさんとuchu-do spaceさんとの企画は、おかげでさまでSTAR WARSシリーズにもつながりましたよ。
 
阿部
はっ!!そうなんですね。
 
 

STAR WARSとのコラボレーション
http://fishbornchips.com/

世界的人気映画「STAR WARS」とコラボレーションし、おなじみのロゴモチーフやキャラクターなどが、Fish Born Chipsさんの帽子や小物となって販売された。

 
 

 
ゆうか
某有名企業さんが声をかけてくださったんですけど、「これでSTAR WARSやったらよさそうだね。」って。
roomsに出展していたときに、私たちの小さなブースに立ち止まってくれた男性がいたんです。
 
阿部
その方が某有名企業の方だったんですか?
 
ゆうか
そうです。いただいた名刺に、あの有名なネズミさんが描いてあったんです。
 
よしてる
僕が対応していたんですけど、あとで奥さんに名刺を見せたら、「ただ好きだから載せてるんなんじゃないの?」って(笑)。「よく見なさいよ!!」って思わず言っちゃいました。
 
阿部
すごいですね…!すごすぎて、そう思っちゃいますよね。名刺いただいてどうでしたか?
 
ゆうか
いや〜びっくりしました。実際にお取り組みが始まってからは、もろもろ審査もたくさんあって、作品についても「試作→試作実物→生産サンプル…」と、何度もチェックしていただきました。
 
阿部
ひや〜!
 
よしてる
初めのうちに、どんな作品にするか、英語のメールで送らないといけなくて、二人とも英語が得意ではないんですよ。ある程度は自分たちで書いて、英語が得意な友人にみてもらっていたんです。
 
阿部
はい、はい。
 
よしてる
僕たちとしては、「帽子の曲面にダースベイダ―を手描きでペイントします。曲面なので多少の誤差はご了承ください。」と書いたつもりだったんです。でも友人にみせたところ、笑いながらこれはすごいメールになっているよと教えてくれまして、「ダ―スベイダ―を描いてみろ。多少の誤差はみとめるがな。」ってめちゃくちゃフランクに書いてたらしいんです。命令口調。
 
阿部
あはは!(笑) それはやばい。許可取ろうとしているのに、とんでもないですね。
 
よしてる
いや〜そのまま送らないでよかった!あれはびっくりしました。なんというか、すべての過程に山があったので、大変でした…!
 
阿部
いや〜!すさまじいですね。
 
よしてる
大変だったんですけど、二人ともSTAR WARSが大好きなので、出来た事だと思います。
 
ゆうか
CA4LAさんもお声掛けいただいたのはroomsでした。
 
  

CA4LAオリジナル別注アイテム
http://www.ca4la.com/

ヘッドウェアブランド「CA4LA」とコラボレーションし、CA4LA別注のオリジナルデザインのFish Born Chipsさんの帽子の取り扱いが開始され、全国のCA4LAで販売された。

 
 

 
阿部
そうなんですね!目利きのバイヤーさんが集まるroomsで声がかかるってすごいですね。
 
ゆうか
CA4LAさんの発信力は大きいので、お取り扱いいただいてさらに別のショップやブランドからもお話をいただくという機会が増えたと思います。
COMME des GARÇONSさんは突然ホームページからメールをいただいたんです。件名に「COMME des GARÇONS」と書いてあって、わあああ!って。
 
   

COMME des GARÇONSオリジナル別注アイテム
http://ameblo.jp/fishbornchips/

ファッションブランド「COMME des GARÇONS」とコラボレーションし、COMME des GARÇONS別注のオリジナルデザインの帽子のお取扱いが開始され、表参道GYRE(TRADING MUSEUM COMME des GARÇONS)にて、クリスマス期間中に販売された。

 
 
 
阿部
スパムメールかと思っちゃいますよね。ぼくもGARÇONS好きなんですけど、GARÇONSの服を着ると背筋が伸びますよね。そういう風にしてくれるブランドっていいですよね。
 
よしてる
そうですね。
 
阿部
色んなところから色んなお話が来ていますが、プレッシャーなどはありますか?
 
ゆうか
それはあります!ドキドキです。楽しみと不安がごちゃごちゃしていました。
 
よしてる
僕はいまどういう顔をしているんだろうって考える事もありました(笑)。「やったー!」と「うああ、どうしよう。」を繰り返していましたね。
 
ゆうか
完成しても納品するまでは緊張していました。
 
よしてる
でも、それは二人でやってるから乗り越えられたのかもしれないです。一人だったらちょっと抱えられないですね。
 
ゆうか
愚痴も言えますしね。
 
よしてる
それはありますね。
 
ゆうか
ダメだったときに落ち込むことも半分ですからね。ダメだったね。ってなっても仕方ないじゃんって言えるので。なので、プレッシャーも半分になってます。
 
阿部
コラボ作品作るときに気をつけられていることはありますか?
 
よしてる
あ、今ちょうどこれが。
 
 

 
ゆうか
これは、宇宙シリーズの時のですね!いまでは定番商品です。
  
阿部
まさかここにデス・スターがつくとは思わなかったですよね。
 
よしてる
ダース・ベイダーとかだと、この口元の縦ラインに気をつけました。ラインの本数なんかも徹底しないと、好きな人がたくさんいるのでガッカリされちゃう。
 
 
 
ゆうか
STAR WARSファンの方が見るので。
 
阿部
買う人って並のファンじゃないですもんね。
 
よしてる
僕も好きなので余計にわかるんですけど、ファンの思い入れが強いんですよね。なので、元の作品の世界観を崩さないように、すごい気をつけました。
 
阿部
これ手描きですよね。
 
よしてる
手描きです。個体差が出ないようにするのが大変で。
 
阿部
そうですよね。下書きとかはされたんですか?
 
よしてる
アタリをつけるくらいですね。型紙みたいなのをあてて、ピッピッとアタリをつけてから描いていました。帽子のロゴも、切って貼るだけじゃなく微妙な調整をすごく入れてます。帽子って上の方が狭くなってて曲線になっているので、曲がってる様に見えないように初めから少し曲がったロゴにしていたりとか。
 
ゆうか
クオリティはいつも以上に気をつけましたね。ここの隙間は何センチ!とかここの部分は気をつける!って描いた表もあります(笑)。
 
阿部
大変だったと思うんですけど、ロゴがついて完成した時は、しびれますよね。
 
ゆうか
そうですね。しびれます。あ、エスキース(下絵)っぽいスケッチがありました。
 
阿部
おお、見たことあるやつだ!すでに上手い…!このうさぎの骨のやつ(写真中央)はどうやって描いてるんですか?
 
 
  
よしてる
骨はですね、本当に剥製の写真とか参考にしますけど、もんのすごく細かいのである程度は端折りますね。すこしデフォルメして見やすい形にしているので、結構時間がかかります。
 
阿部
そうですよね。骨格とかは細かいから。こういったものから作品が出来上がっていくんですね〜。
 
ゆうか
これは「モンタージュバッグ」っていうシリーズで、最初は作って作品にしていたんですけど、生産が間に合わないので、今はオ―ダ―で受け付けています。昔はたくさんあったので、これはこれにどうかな。って組み合わせもこうやって考えたり…。
 
 
阿部
あーなるほど。
 
よしてる
鳥とハリネズミ…あ、おもしろいな。って色々試していました。
 
阿部
こうやってアイディアが広がっているんですね。こういった作品が出来上がっていくなか、コラボしたことで発見したことや、新しい視点などはありますか?
 
よしてる
GARÇONSさんやCA4LAさんにはよく、「このパーツは削って、ここだけで。」「ここの色は無しでいいです。」って言われましたね。僕たちのこと、上手く使ってくれるんです。その意見が新鮮でした。僕たちはちょっと盛り過ぎてしまうところがあるんです(笑)。
で、先方にアドバイスもらって、「あ、こんくらいでいいんだ!」みたいな。ここに刺繍いれようかなって言うと、「刺繍いらないです。」ってバサッと。「ここにワンポイントだけで」って言われちゃうと、不安になります。「足りなくない!?」って(笑)。でも、出来上がったものを改めて見ると、すごくいいんですよ!!
 
阿部
それは大きいですね。クリエイティブディレクションの立場から入ってきてくれるんですね。その経験が、つぎのご自身の作品にも活かされますよね。
 
よしてる
それはもう。活かされます。
 
阿部
シンプル路線も試してみようかってなりますよね。
 
ゆうか
今までこっちとしては、お金を貰うんだから何か着けないと!って思っちゃってたんです(笑)。でも、そういう訳じゃないんだなって。すごい勉強になりました。
 
阿部
それはおもしろいですね。
 
ゆうか
あんまり知られていないんですけど、「SUITライン」と「FUNNYライン」がうちには最初からあるんですよ。
 
阿部
え、ライン分けているんですか!?
 
よしてる
あるんですよ。
 
ゆうか
ホームページでしか掲載してないんですけど、私たちの中で区切りをつけるためにやってるんです。
例えばペンギンのバッグとかかわいい商品は「FUNNYライン」で、落ち葉とかシンプル目な商品は「SUITライン」にしているんです。GARÇONSさんの時はそれをヒントに「SUITライン」っぽいかなって作っていました。
でも逆に、2つのライン分けを伝えていないのに、お店側がセレクトしたものが、どっちかのラインに偏っていることはありますね。このお店はFUNNY寄りだな。このお店は「SUITライン」の商品を欲しがるなあ、とか。「SUITライン」と「FUNNYライン」が、コラボや卸しで影響する事はあまりないんですけど、そういう事があると、自分たちが分けたラインと、周りの感じ方がリンクしているんだ〜!と思いますね。
 
阿部
なるほど〜、おもしろいですね。オ―ダ―でコテコテにして欲しい!って注文ってあるんですか?
 
よしてる
ありますね。これもこれもこれも付けてください!ってコテコテの。
 
阿部
そういう時はどうするんですか?
 
よしてる
もちろんやりますよ!なるべくご希望に添うようにつくります。最後のデザインのまとめはこっちでやりますけどね。「全部付けるけど、落ち着かせるためにここの色は黒くしますね。」とかお伝えします。
 
ゆうか
バランス良くまとまるようにしていますね。オーダー自体はあんまりおおっぴらにはしていなくて、お話がきたら要相談で受け付けています。なので、ウェブストアに書いていないのにオーダーしたいって言ってくださってるということは、それ程好きって思ってくださってるって事じゃないですか。だからできるだけ希望に応えたいですね。
 
阿部
嬉しいですよね。買われる方の想いも一緒にのせると。素晴らしいです。
     
 

<Fish Born Chipsさん対談>「守らない」ブランドづくり 第2回



 

< こんなメンバーで対談してきました >


 
Fish Born Chips
https://minne.com/fbc
相川佳輝さん(あいかわよしてる・写真/左) と 祐果さん(ゆうか・写真/中央) のご夫婦二人で活動。
「ムダなモノ」をコンセプトに、革製品を中心とした新鮮でちょっと尖ったデザインのアイテムを作成中。ヘッドウェアブランド「CA4LA」や、ファッションブランド「COMME des GARÇONS」などとのコラボも実現。


阿部
minneのエバンジェリスト(写真/右)。最近阿部家にやってきたポメプーのトトちゃんにメロメロ。

 
 



 
第2回 軌道に乗るまでのこと
 
 
阿部
Fish Born Chipsさんって、お名前の由来はなんなんですか?
 
よしてる
さっきお話した、もうひとり居たやつの名前が「よしお」っていうんですよ。僕が「よしてる」で、彼女が「ゆうか」で全員イニシャルが「Y」なんです。「Y」を縦に並べたら、魚の骨みたいになるんです。そこから「Fish Bone」。
 
阿部
なるほど!
 
よしてる
で、それだけだと普通に存在する単語になってしまうじゃないですか。あ、僕ね、映像チームをやっていたときに造語のチーム名にしていたんですけど、なかなか覚えてもらえないんですよね。また、知り合いの作家さんは世の中に存在している言葉をお名前にしているんですけど、検索した時に一番上に出ないんですよね。ってことは、ちょっと違うくらいがいいのかなって思って、Fish and Chipsをもじって「Fish Born Chips」にしました。
 
ゆうか
あと「Born」は「Bone(骨)」じゃなくて生まれるの「Born」にしました。ちょっとずつ変えて、音の響きはわかりやすくしました。
 
阿部
覚えやすいですよね!Fish and Chipsっていう単語を知ってるから言いやすい。
 
よしてる
覚えやすさを重視しました。
 
阿部
作家活動としては、お二人はどういう役割分担で動いているのですか?
 
ゆうか
会社にした経緯などもあって事務が増えたので、いま私は8割は事務作業になっていますね。あとは、できる時間で手を動かしています。彼は、ほぼ100%手を動かして作っていますね。あとはアルバイトさんがいます。毎日来てくれるのは、いまは彼一人だけ。
(奥のお部屋にアルバイトさんがいます。)
 
よしてる
僕の職業柄、アルバイトさんは美大の学生ばかりなんです。予備校の教え子が多いかな。みんなだいたいのことはすぐできるので、すごい助かってます。
 
阿部
モノづくりの勉強にもなるし、良い職場ですね。これから作品も増えて、販売の数も増えてきたら追いつかなくなったりするんじゃないですか?
 
ゆうか
そうですね。なので今、出せる部分は工場に出したいなと思っていて、探し中です。でも、どんなに忙しくても、ハンドメイドはやめない!って決めています。
 
よしてる
絶対手は動かした方がいい。
 
ゆうか
ハンドメイドで作る作品もいくつもあって、手数が少なくてすむ作品も作ってバランスよくやっていきたいなと思っています。
 
よしてる
手で作ることで、クオリティが増すものと逆にクオリティが下がるものがあるんですよね。キレイにカッチリ作りたいものは、業者さんに頼んで作った方がいいと思いますし、お客さん目線になると、これハンドメイドなんでって言われてもクオリティが低いと嫌だと思うんです。そこはお客さん目線で、ここは工場にしよう。ここは手を入れないと!って分けて考えていこうと思っています。
 
阿部
「ここは手でしょ!ここは工場で。」って部分は具体的にどういうところですか?
 
よしてる
単純に言うと、手を入れるのはやっぱりペイントですね。手描きで描いていた部分はこれからもペイントしていきます。シルクスクリーンを使った作品もありますが、シルクスクリーンの上からペイントをしたり何かしら手を加えています。
 
阿部
作品のクオリティ担保とハンドメイドらしさの表現とのバランスが大事になってきますよね。作家活動が軌道に乗るまでのお話をお聞きしたいのですが、専業でやるって決めた瞬間はいつですか?
 
ゆうか
私としては、最初から絶対専業でやろうと思っていました。若さもあったけど、専業で作家として娘を食わす!ってくらい強い気持ちで走ってましたね(笑)。
 
阿部
そういう気持ちは大事ですよね。
 
よしてる
そうですね。逆に僕は年がいっちゃっていたので、ゆっくりいこうよ。って感じでした。
 
ゆうか
それがね、結果的にバランスが取れてたんだと思います。走りすぎないように、ブレーキ踏んでもらってます。
 
阿部
なるほど。まあ待ちなさいよと。
 
よしてる
僕はずっと番組制作の仕事と、自分の映像作品を作っていたんですけど、どんどん作家活動が忙しくなっちゃって。映像の仕事を断るようになってきてしまって、今は映像の仕事は全部お受けしてないんですよ。予備校での講師も、勤務を減らして教えています。でも講師の仕事は、ガス抜きでもあるですよ〜。
 
阿部
と、いいますと?
 
よしてる
ご結婚されていますか?
 
阿部
しています。
 
よしてる
嫁とずーっと一緒にいるの嫌じゃないですか?
 
阿部
どうでしょう…。
 
ゆうか
同じ空間で同じ仕事をしているので、抱えるストレスも一緒なんですよね。
 
よしてる
それで、外に出る理由が欲しくて続けています。同僚たちも普段も遊んだりするような関係なので、すごい楽なんです。
 
ゆうか
それこそ、たまに手伝いにも来てくれるし。そうやって発散できるなら、いい事だなって思っています。
 
よしてる
なので、僕の場合は徐々に作家活動にシフトしていった感じですね。
 
阿部
その息抜きもしかり、周りに協力してくれる人がいるっていうのはいいですね。
 
ゆうか
ありがたいことですね〜。
 
よしてる
1人で活動されている作家さんの方が多いじゃないですか。自分だったら出来ないです。
 
ゆうか
展示会で会う作家仲間の方は、あまり人と会ったり話したりしないと気がおかしくなるって言っていました(笑)。大変だと思います。
 
阿部
「人に会わないと喋り方を忘れそう。」っておっしゃる作家さんも多いですよね。
 
 
阿部
2012年に作家として始動されて、2013年にはminneをお使いいただいていると思うんですけど、最初から反応ってあったんですか?それとも何かきっかけがあったんですか?
 
ゆうか
私がネット担当として、2012年の11月頃からやり始めたんですけど、いくつも販売できるサイトがあるって知って、minneさんもよさそうだなと思って始めました。その時は、とにかく広めなきゃ!と思っていろいろなサービスを掛け持ちしていました。一番反応が良いのがminneさんだったんですよね。
 
阿部
嬉しいですね!
 
ゆうか
こちらこそです!よく取り上げていただくペンギンのバッグなんですけど、「ムダなもの」ってコンセプトもあって、最初はマチが一切ないクラッチバッグを作っていたんです。もう、ほんとにムダな、デカい定期入れくらいの。
攻め気なクリエイションだったんですけど、それを買ってくれたminneで一番最初のお客様が「すごい可愛いけど、やっぱりマチはあったほうがいい。」ってレビューをくれて、そこから真剣に考え始めたんですね。
それから初めて革ミシンを買って、やっと立体的なバッグを作り始めました。立体的にしたら、minneの自分のギャラリーの中で、一番の人気商品になりました!そこからだんだんminneさん発信で他の場所でも売れるようになりましたね。
 
阿部
ありがとうございます。うれしいですね。活動の中で苦労されたこととか、挫折されたこととかありますか?
 
ゆうか
これから挫折とかくるのかな〜って思っています。ありがたいことに、今まで反応がなかった時期がないので、やる気が失せることは今のところまだないです。
 
阿部
それはすごい…!!!
 
よしてる
基本的に、辞めようって思うことはないですね。映像やっていた時も思っていたんですけど、僕たちは何者でもないので、どんなクレームも受け入れています。それなりの覚悟はあったので、挫折とかはないですね。
 
ゆうか
あとは彼(よしてるさん)の場合は、モノ作りが2番目に好きな事なので、詰まりすぎていないんだと思います。
 
阿部
1番は?
 
よしてる
映像ですね。それが1番好きで好きで。仕事としてやっていた時は、作るもの一個一個が全部「俺」なんですよ。この作品が否定されるということは、「俺」が否定されることだ〜!みたいな(笑)。
でも、このモノ作りの方はいままで趣味としてやっていたので、今でもその延長線で気楽にやっていますね。クレーム受けても、「たしかにな〜。じゃあそうしよう。」って素直に思えるんです。
 
阿部
へえ〜〜。映像に関してはギラギラしていたんですね(笑)。
 
よしてる
変にプライドがないんです。イベントとかで売れなくても「仕方ないよね。」くらいです。もともと、万人受けするようなものを作っているとは思ってないので、100人いて、ひとり買ってくれたら良いくらい。たまにたくさん売れたらびっくりします。
 
阿部
コアな人に刺さると、その人がすごいファンになってくれるってパターンが多くないですか?
 
ゆうか
そうですね。ありがたいことにリピーターの方もいらっしゃってくれて、帽子もたくさん持ってる方もいらっしゃいます。
 
阿部
それはうれしいですね。お客さんからいただくリアクションは、制作活動になにかしら影響があったりしますか?
 
よしてる
minneのレビューは活力になりますよ!
 
阿部
わ、うれしい〜。
 
ゆうか
minneから来たお客様のレビューを見ていると、この人達が待っていてくれるのだからまだまだ作り続けなくては!という気持ちになります。休んでる間も注文が来たりすると、お客さまのためにもやらねば!と。
「ひと」が感じられるとやる気が出ますね。単純に作りたいから作り続けているというより、「ひと」を感じる機会があってこそ続けられています。それは、minneさんのおかげで感じられています。
 
阿部
うれしいお言葉です!卸して販売する形だと、購入者さんの声ってなかなか届かないですもんね。それが直接届くというのは大きいですよね。
 
よしてる
大きいですね〜。
 
阿部
作家活動だけで食っていくぞ!ってやる気はどこから来るのですか?
 
よしてる
僕たちの場合は周りの影響かもしれないです。美術系の人間ばかりの環境だったので、作家でやっていきたい人が多かったんです。「就職なんて死んでもしない!」みたいな人が沢山いて、今でも就職はせず、作品を作っている人が多いですね。
 
阿部
なるほど。
 
よしてる
「作品で食っていくんだ!」って考え方の人ばかりの界隈があるんですよ。で、僕も元々そこに居たので、自然とそういうもんなんだなって思っていました。就職したいとか考えたこともなかったですね。不安はもちろんありますよ。死ぬのかな・・・。って思うこともありました(笑)。
 
阿部
いや〜そうですよね。
 
よしてる
それもここの連中には共通している気持ちなんですよね。この環境が悪く作用すると傷の舐め合いにもなってしまうんですけど、僕の場合は良い方向に作用してくれましたね。良い刺激になりました。色んなジャンルですごい売れたやつもいますしね。それを見ていると、「くっそー!」みたいな。恵まれた環境でした。
 
阿部
それは周りの方から勇気をもらえるというか、エネルギーをもらえますね。
SNSをかなりお上手に使われている印象があるのですが、その辺りのお話をお聞きしたいです。
 
ゆうか
SNSは私が担当しています。最初の一年目はとにかく広めなきゃ!って気持ちで動いていたので、ネットショップも同時にたくさん始めたり、SNSも作家活動を始めてすぐに作りました。もともとSNSが好きなタイプでもありますね。彼は真逆で全然できないタイプ。最初はminneさんで知っている作家さんをフォローして挨拶をして、作家さんたちのタイムラインを見ていると、だんだんイベントとかの情報も入ってきて、活動にもかなり活かされました。
 
よしてる
僕たちの年代の男性って全然できないんですよ。腰がとにかく重くて。なので完全におまかせしています。
 
ゆうか
あと、Twitterで出会った作家さんにはデザフェスとかで挨拶しに行ったりしていました。そこから今でも交流がある方もいらっしゃいますよ。それで、また楽しくなりますね。
 
阿部
なるほど。本人にお会いすると、作品もより魅力的に見えたりしますよね。TwitterとInstagramとブログで、発信する情報を分けられているのは何故ですか?
 
ゆうか
みなさんの見よう見まねなんですけどね(笑)。あ、でも最近思ったのは、Twitterを見て来てくれた人と、Instagramを見て来てくれた人、それぞれ別で存在しているって知りました!なので、いろんなSNSをしているのは意味がある事なんだなって。TwitterやInstagramのいいね!や、minneのレビューなど、お客さんからの反応が見られることが一番のやる気につながるし、SNSが続けられる理由でもありますね。
 
 
 
阿部
ご夫婦で活動されていて、よかったなって思うところと、大変だと思うところは何ですか?
 
ゆうか
よかったなって思うことは…ほとんどかな?(笑)
 
よしてる
作品において言えば、身内なのでストレートに意見が言えるし言ってもらえる事ですね。ダサければ「ダサい」って言って貰える。それが楽ですね。
 
阿部
その方が進むスピードも速そうですね。
 
よしてる
そうですね。スパンと決まります。
 
ゆうか
同じ家に24時間一緒にいるので、情報の伝達はすごい楽です。
 
よしてる
いつでも会議。
 
ゆうか
そうそう、プライベートで遊んでても外に食事に行っても、突然会議が始まるんです。二人とも仕事とプライベートをきっちり分けたいタイプではないというか、生活の中に組み込まれている感じです。テレビとか観てて、「あ、こういうの良くない?」って話で盛り上がったりします。
 
阿部
お二人の目線が同じっていうのがいいですね。片方が「今テレビ観てるじゃん!」とかなったら成立しないですもんね。
 
よしてる
それはないですね〜。ぼくが時々、予備校にガス抜きしに行くくらいですね(笑)。あ、でもどっちかが病気で倒れた時の負担が尋常じゃないですよね。お互いが違う会社で働いている場合は、僕が倒れても僕の仕事を彼女が背負うことはないけれど、今はそうはいかないですもんね。
 
ゆうか
さらに家事と子育てとね。
 
よしてる
なので、病欠の負担が一番怖いですね。
     
 

<Fish Born Chipsさん対談>「守らない」ブランドづくり 第1回




こんにちは、minneスタッフの りり です。

minneで活躍されている人気作家さんを丸裸にするべく、今回、minneでの目覚ましい活躍はもちろん、有名ブランドやショップさんとのコラボなど、ぐんぐんとその活動の幅を広げ続けている Fish Born Chips さんにお話を伺ってきました!

Fish Born Chips のお二人の作家活動の始まりから軌道に乗るまでなど、いろんなアレコレを minneのザビエル こと 阿部 が全部聞いてきちゃいました。次々と溢れるエピソードに、終始 興味津々だったのですが、そこには Fish Born Chips さんが信じ続けてきた、ひとつ信念がありました。

自然体でなんでも気さくに話してくださった、お二人の素敵な雰囲気はそのまま、読み応えたっぷりのスペシャル対談です!

 


 


 

 


< こんなメンバーで対談してきました >


 
Fish Born Chips
https://minne.com/fbc
相川佳輝さん(あいかわよしてる・写真/左)と、祐果さん(ゆうか・写真/中央)のご夫婦二人で活動。
「ムダなモノ」をコンセプトに、革製品を中心とした新鮮でちょっと尖ったデザインのアイテムを作成中。ヘッドウェアブランド「CA4LA」や、ファッションブランド「COMME des GARÇONS」などとのコラボも実現。


阿部
minneのエバンジェリスト(写真/右)。最近阿部家にやってきたポメプーのトトちゃんにメロメロ。

 

 


 


 

 

第1回 作家活動のはじまり

 

 

阿部
Fish Born Chipsさんは、各所のインタビューなどで作家活動を始めたきっかけについて、「友人に勧められて」とお答えされているところをよくお見かけしますが、具体的にどんな事がきっかけだったんですか?

 

ゆうか
よしてるさんの教え子に誘われたのがきっかけです。

 

阿部
よしてるさんはもともと何か先生的なお仕事を?

 

よしてる
そうです。今まで映像関係の仕事と、美術予備校の講師をやっていました。だいぶ入る時間は減っちゃったのですが、講師は今もやっていますよ。
専門学校でも教える機会があって、そこの専門学校の生徒が一緒に何かやらない?って誘ってきたんです。そのころ私も暇だったので最初は二人ではじめました。
こっち(ゆうかさん)は帽子のカスタムを別でやっていたのですが、私が誘って三人になりました。

 

阿部
不思議な始まり方ですね〜。

 

ゆうか
そうですね(笑)。それから2012年の秋のデザフェスを目指して活動を始めました。
洋服をカスタムしたり、ものを作る事はずっと好きだったので、よしてるさんはまわりから「ファッションやりなよ〜」とはよく言われていたみたいですね。

 

よしてる
そうですね。

 

阿部
当時は作ったものをご自身で身につけられていたりしたのですか?

 

よしてる
今でも着ていますよ。

 

阿部
おお!なにか見せてもらってもいいですか?

 

よしてる
これがそうですね。シルクスクリーンで刷っています。これは「Fish Born Chips」の文字が入っています。
シルクスクリーンの作品もつくっているので、版を作って刷りました。
 

 

   

ゆうか
買ってきた古着とかにペイントしたり、切ったり貼ったりしてカスタマイズしてるんですよ。
なんか、モノ作りで溜まったストレスをモノ作りで発散しているみたいですね。
自分のために何か作ることでストレス発散しているんです(笑)。

 

阿部
日頃のこういったカスタマイズが、制作活動の原点になっていたり?

 

よしてる
そうですね、中学生のころから作っていました。
イラストを描いたり、友達みんなの体操着に絵を描いたりしていましたね(笑)。

 

阿部
当時からお上手だったんですか?

 

よしてる
漫画を描いたりしていたので、多少は上手かったのかもしれませんね。
ちゃんとした美術の勉強を始めてからは、そうでもなかったんだなと思いましたけどね…。

 

阿部
美大系のご出身なんですか?

 

よしてる
そうですね。藝大出身です。
ぼく、デッサン相当上手いですよ!(笑)

 

阿部
え!ぜひ拝見したいです!

 

よしてる
写真ならあるかな…。(写真を探す)デッサンだけは得意みたいで…。
美術を教えるときに「デッサンは将来使わない。」とか「デッサンで食ってる人はいない。」なんてよく言ってるんですけど、僕はそうなってしまったなって…(笑)。

 

阿部
でも、デッサンは基本中の基本ですもんね。学んでいるかいないかで随分差が出ますよね。

 

よしてる
そうですね。デッサンは学んだ方がいいですね。
 

 

 

阿部
最初は三人で始められたとのことですが、お二人になったのはどうしてですか?

 

よしてる
ちょうど1年経つか経たないくらいに、ちょっとずつ忙しくなっていって、注文とかも増えていい感じになってきた頃に、専門学校生の子が「もう嫌だ」って言い出したんです…。

 

阿部
あれ!

 

よしてる
もっと自由に自分のタイミングで作りたかったみたいで。

 

阿部
なるほど〜。

 

ゆうか
あ、この前minneさんが取り上げられた「今夜くらべてみました」で一緒に出たんですよ!

 

阿部
え!?

 

ゆうか
おしりの形の財布の作家さんです!
 

 



440さん
https://minne.com/leather440

女性のおっぱいとお尻をモチーフにした、ユニークなお財布を製作している革作家さん。「今夜くらべてみました」の取材にご協力いただきました。
 

 
 

阿部
ええええ!昨日ちょうどお会いしたんですよ〜!

 

よしてる
調子だけがいいあの野郎です!

 

阿部
(笑)そうだったんすね〜。すごくおもしろい方ですよね。

 

よしてる
相当おもしろいですね〜。

 

ゆうか
彼はすごく革の扱いが上手いんです。ブランドを始める時に「革製品」をコンセプトの一つにしていたので、彼にお願いしていました。

 

阿部
へえ〜!

 

ゆうか
でもとにかく忙しいのは嫌だ。とのことで抜けてしまったのですが、本当に惜しいと思いました。

 

阿部
いまコンセプトのお話がでたんですけど、ブランドのメインコンセプトとして挙げている「ムダなもの」っていうのは、どういうきっかけでできたんですか?

 

よしてる
美大にいったものの、本気で一からファッションの勉強しているやつには敵わないなと思ったんです。予算もなかったし。こうなったらデザイン性とおもしろ味で勝負するしかないと思いました。それは、言ってしまえば「ムダなもの」なのかなと思って、コンセプトに採用しました。

 

阿部
オリジナリティを売りにするためにあえて逆をいったんですね。

 

よしてる
そうですね。

 

阿部
作品はどうして革製品や帽子にされたんですか?

 

ゆうか
帽子はたまたま私が以前から作っていたんです。

 

よしてる
それで、帽子はその流れでつくっていました。

 

ゆうか
帽子より先にキーホルダーとか作ってたよね。

 

よしてる
最初はね。以前はフリーランスで映像を作っていたんですが、フリーランスで作っていると、周りから何をやっているのか分かってもらえないんですよね。この人はどんなことができるのかとか、技術もそうだけど、どんなものが作れるのだろうって。そういう経験もあって、周りからの見え方をすごく気にしてコンセプトを決めました。この人たちは、「ムダなモノ」と「革製品」が作れるんだってわかってもらえるように。

 

阿部
なるほどなるほど。
 

 



 

 

よしてる
あと、ファッションについて勉強していないので、すべての作品に統一感を持ったデザインを作るのは無理だなと。そこで、素材を統一しようと考えた結果「革」にしました。革は自由度が高いし、おもしろそうな事ができそうだと思ったので始めたんです。

 

ゆうか
使っていくうちに味がでてくるというのも魅力的でしたね。

 

阿部
そうですね、色んな素材を使って色々なものを作っていると、ブランドにブレた印象を持たれる方もいるでしょうしね。

 

ゆうか
でも、その時に作りたいものを作っている、というのもあるので、世界観の統一性はあんまりないのかも…。

 

阿部
そうですか?僕はお二人が作るものはどれもお二人らしい作品だなあと思って見ているんですが、アイディアってどういうところから湧いてくるんですか?

 

ゆうか
ちょうどいまアイディア不足の時期になってきているので、インプットしたいなと話しています。美術館に行ったり、展示を観に行ったり、画集を古本屋でひたすら漁っていますね。

 

よしてる
あとは買い物ですね。買い物に行くと、今はこういう商品が多いな〜とか気づくんですよね。例えば、柄のズボンが最近多いな〜と思ったら、じゃあ柄はやめようかな。みたいな。買い物にいくとそういうヒントがありますね。

 

ゆうか
美術展などでは、クリエイション寄りの発想が得られるし、ショッピングに行くと価格やいまのトレンドなどリアルな事がわかるので、両方必要なことですね。

 

よしてる
僕が個人的にやっているのは、自分の服を改造するって方法ですね。売る事を考えなくていいのでクオリティとかも気にせず、自分が良い!と思うものしか作らなくていいんで、楽しいですね。そこから、今後使えそうなものが出来上がったりします。

 

阿部
ストレス発散もしつつ、新しい発見があるっていうのがいいですね。

 

ゆうか
その発散方法もまた「ものづくり」っていうのがすごいですよね。

 

阿部
ゆうかさんは発散方法などはあるんですか?

 

ゆうか
私はモノ作りとは全然関係ないことですね。おもちゃを集めるのが好きなんです。

 

阿部
コレクターなんですか?

 

ゆうか
そうですね、コレクター気質かも。

 

よしてる
(ご自宅のお部屋の方を指差して)そこの子ども部屋がえらいことになっています。

 

ゆうか
「子どものおもちゃだよ!」って言い訳しているんです。

 

阿部
そんなにあるんですね!

 

ゆうか
アメリカのカートゥーンのフィギュアとか、Disneyのおもちゃとかをひたすら買い漁ってます。

 

阿部
アイディアを出すときはスケッチなど描くんですか?

 

よしてる
あ〜あんまり描かないですね。殴り描き程度です。線だけ、わ〜!って(笑)。最近その話もしてたんだよね。とっとけばよかったって。

 

阿部
絶対取っておいた方がいいですよ!(笑)

 

ゆうか
とっといた方がいいとは言ってるんですけど、いらない裏紙を使っちゃうんですよ〜。

 

阿部
あ〜なるほど〜。でもこれから展示とかあるかもしれないですよ!原画展とか!

 

よしてる
いやいやいや!!

 

ゆうか
だれが見るの!(笑)でも、自分たちのために記録しておけば、何年かたった時に新鮮に感じるかもしれないですしね。やっぱり残して行こう。
 

 

 

阿部
僕、もともとminneの立ち上げのために福岡で仕事をしていたんですけど、minneが福岡で開催した「美術館」のイベントに出していただきましたよね?

 

ゆうか
あ〜!!はいはい!出しました!!あれきっかけで作った作品がいっぱいあるんです。

  
 




つながるminne uchu-do space×minne
https://minne.com/topics/uchu


福岡アジア美術館併設ミュージアムショップ「uchu-do space(現在は閉店)」とのコラボ企画。「宇宙」をテーマにした作品を募集し、minneスタッフとショップスタッフでセレクトした作品が実際に店舗で販売された。
 

 

 

阿部
えー!そうなんですか!うれしいな。

 

よしてる
あれはよかったですよ〜。

 

阿部
そこで初めて作品を拝見して、すごいな〜どんな人が作っているんだろう〜って、ずっと気になっていました。思えばそのころから色々とご協力いただいていますね…。

 

よしてる
外側から縛りを与えてもらって作品を作るのはあれが初めてだったんです。いままでは、作りたいものだけ作ってたんですけど、「宇宙」というテーマを与えてもらって、初めての試みでしたけど上手くいきました!

 

ゆうか
いまある宇宙シリーズもあの時の作品が元になってるんですよ。定番シリーズにもなっています。

 

阿部
よかった〜!やった甲斐がありました!!!

 

 
 

minneの2015年をふりかえってみました



こんにちは、minneスタッフの りり です。
2015年もあと1週間でおわり。
みなさんにとって、今年はどんな1年でしたか?

minneは今年、たくさんの方々に支えられ、作家数は17万人、作品数は200万点を超えるサービスへと成長することができました。
minneに携わっていただいた、全てのみなさまへの感謝の気持ちも込めまして、2015年の出来事を振り返ってみたいと思います!


 

minneの新たなチャレンジ
新しい取り組みを始めることが多い1年となりました。


 minneのテレビCMがついに完成!



水川あさみさん出演 CMメイキング特集
https://minne.com/topics/cm

ハンドメイドの世界を、minneを、もっとたくさんの方々に知ってほしい!
そんな思いがたっぷり詰まった、minneのテレビCMが完成し、全国のお茶の間で放映されました。
minneをたくさんの方に知っていただく、大きなきっかけとなったことは言うまでもありません!

CMの放映と同時に、出演してくださった女優の水川あさみさんの撮影の合間に見えた素敵な表情や、minneの作品がたくさん詰まったこだわりの撮影セットなど、撮影時の様子をのぞき見できちゃうメイキングページも公開しました。




 ハンドメイド大賞開催!



受賞作品大発表!ハンドメイド大賞
https://minne.com/topics/handmade-award

作家様の発掘・支援を目的とした「ハンドメイド大賞」の記念すべき第1回目が開催されました。
日本全国より13,000作品を超える応募作品があつまり、大盛況のうちに幕を閉じました。

豪華なゲスト審査員のみなさんにもお越しくださり、メディアにも多数取り上げていただきました。
現在、「minne ハンドメイド大賞 2016」のエントリー作品を募集中です!
今回はどんな作品が並ぶのでしょうか…!



 minneのアトリエがオープン!



ハンドメイドスペース「minneのアトリエ」
https://minne.com/minne-atelier

誰でも気軽に立ち寄れる、ハンドメイドを楽しむためのとっておきの場所として、minneのアトリエがオープンしました!
お茶を飲みながら作品づくりのアイディアを出し合ったり、作品を持ち寄って交流したり、ハンドメイドにまつわる本を読んだり…。

ワークショップや勉強会などもどんどん開催しており、毎日いろんな人で賑わうスペースとして定着してきました。
インターネットだけでは完結できない部分を、リアルな場所で補うことができる場所として、現在minneの中でも、とても重要な拠点となっています。

春には神戸にもオープン予定!現在常駐スタッフも募集中ですよ〜♪



 まるごと1冊、minneづくし!



minneの本ができました!
https://minne.com/fanbook/201509

minneがインターネットの世界から飛び出して、本になりました!
作りたい人、売りたい人、買いたい人、すべての方にお楽しみいただける、とっておきの1冊。

ハンドメイド作家さんからも多くの支持を集める、女優の菊池亜希子さんが表紙を飾り、レシピ本や作品集などもりだくさんな内容で、みなさまにご好評いただきました。

第2号の発売も決定し、次号の動きも見逃せない感じになっておりますよ〜!




 ヤマト運輸さまとの新しいお取り組みを始めました!



minne×ヤマト運輸 大切な作品を運ぶお手伝いを始めます
https://minne.com/kuronekoyamato

ヤマト運輸さまと協力して、追跡つき、翌日配送のネコポス・宅急便コンパクトを全国一律料金でご利用いただけるようになりました!

大切な作品を優しく包む「minneオリジナルデザインBOX」と「クイックフィット エコノ」もご利用いただけます。

梱包資材の開発には、梱包や発送に関する様々な体験談などをもとにしたminne作家さまの声が活かされていて、より一層安心できて使いやすいサービスを目指しています。
ぜひ、お試しくださいね♪




 minne史上最大級のイベント開催が決定!



「minneのハンドメイドマーケット」出展作家さま募集!
https://minne.com/handmade-market

全国各地でさまざまなイベントを開催してきたminneですが、新たなチャレンジとして minne史上最大規模のイベントを開催することが決定しました!

「ハンドメイドの可能性をつなげる、ひろげる」をミッションに掲げ、3日間でのべ 3,000ブースをご用意しておりますので、作家になりたての方から実績のある方まで、minne作家さまであればどなたでもご参加いただけます。

出展者募集はまだまだ受け付けておりますので、どしどしご応募くださいね♪



 

◯◯◯ × minne!
さまざまな著名人の方々や、企業のみなさまといっしょに作り上げたコンテンツをご紹介します。


 映画「繕い裁つ人」とのコラボレーションキャンペーンを開催しました。



映画『繕い裁つ人』 × minne こだわりの仕立て屋さんたち
https://minne.com/topics/tsukuroi

大人気コミック「繕い裁つ人」が、三島有紀子監督による唯一無二の世界観で、実写映画化されました。
中谷美紀さん演じる、こだわりの仕立て屋・市江と、夢見るための洋服たちにちなんで、minneの中のこだわりの仕立て屋さんと、こだわりの一着たちをセレクトした特集ページを公開しました。

三島有紀子監督や、洋裁指導の伊藤みちよさんイチオシの作品の紹介や、映画に登場する衣装の原画を見ることができる、南洋裁店のギャラリーの開設、オリジナルグッズのプレゼントなど、内容盛りだくさんの特集となりました。



 人気ショップのバイヤーさんにお話を伺いました。



二人の鈴木さんに聞きました。『選ぶ人のはなし』 
https://minne.com/topics/suzuki

第1回目のハンドメイド大賞でゲスト審査員をつとめてくださった、二人の鈴木さん。
人気ショップのバイヤーとしてばりばり活躍されているお二人に、ファッション・雑貨のトレンドから気になるモチーフや色など、バイヤー目線のお話がもりだくさん!

ここでしか読むことのできない、作品づくりのヒントがたっぷり詰まった対談となりました。



 「TAKI PRODUCTS」のクリエイターがminneに大集合!



【TAKI PRODUCTS×minne】ヒトに伝えたくなる10の作品
https://minne.com/topics/taki_products

広告デザイン会社『株式会社たき工房』の若手デザイナーを中心に、「紙」を使ったデザインプロダクトを企画・制作されている「TAKI PRODUCTS」が、minneにやってきました!

ありそうでなかった、ちょっとかわったプロダクト。ヒトに「伝えたくなる」作品が、ずらりと並びました。
作品はTAKI PRODUCTSのギャラリーよりご覧いただけます♪




 minneと長崎の波佐見焼がコラボレーション!



蕎麦猪口大事典 〜minne meets 馬場商店〜
https://minne.com/hasamiyaki/competition

これまでになかった新たな波佐見焼の魅力を生み出すべく、有限会社マルヒロさんとコラボし、「蕎麦猪口大事典 〜minne meets 馬場商店〜」と題して開催した、そば猪口のデザインコンペ。
伝統ある工芸品とminne作家さまのアイディアが融合した、500を超えるデザインが集う中、栄えある5作品の商品化が決定しました!

大変見応えのある、レベルの高いコンペとなり、とても充実した企画となりました。
商品化の様子は、のちほどレポートとして公開させていただきます♪



 本物のデコレーション文化を日本に、そして世界へ!



クリスタルデコレーション大賞2015
https://minne.com/decoaward/2015

ヒューマンアカデミー株式会社と共同で、「クリスタルデコレーション大賞」を開催しました!

「愛しい誰かのためのデコレーション」というテーマに沿った、思いの伝わる作品が勢揃いし、デコレーション文化の可能性を感じることのできるコンテストとなりました。

キラキラしたアイテムって心が踊るんですよね〜♪
個性豊かなノミネート作品たちもどうぞお見逃しなく!



 レトロ印刷JAMさんとminneがコラボレート!



minneのレトロかわいいカレンダー展2016
https://minne.com/topics/calendar/2016

ズレて、カスレて、手についちゃう!
レトロな風合いが魅力の「レトロ印刷JAM」さんと、minne作家さんがコラボレートし、カレンダー展の特設ページを公開しました。

懐かしい「わら半紙」や「クラフト紙」に印刷された、個性的でレトロかわいいカレンダーがずらりと並ぶ素敵なページに仕上がりました。
来年のカレンダー、まだ買ってない!というかたは、ぜひこちらの特集をご覧ください!

(わたしも2016年の年賀状はレトロ印刷さんで作りました…♪)


 

minneのイベント盛りだくさん!
全国各地を飛び回った1年。たくさんの作家さまとの出会いがありました。




2015年はとにかく!そう、とにかく!
リアルイベント盛りだくさんで駆け抜けてきた1年だったと思います。

全国各地でminneを知っていただくとても良い機会でしたし、たくさんの作家さまとのよい出会いに恵まれました。
1つ1つのイベントに思い出がいっぱい詰まっていて、思い出すたびに嬉しくて楽しい気持ちで溢れます。

それぞれのイベントの様子は、ブログにて紹介していますので、ぜひみなさんも振り返ってみてくださいね♪
 

 

 


今年も1年間、minneをお楽しみいただき、本当にありがとうございました。
これからも、みなさまによりよいサービスをご提供できるよう、努めてまいります。

今後とも、minneをどうぞよろしくお願いいたします。

それではみなさま、良いお年を〜!

 

 

【スタッフの小話】みんなで贈ったプレゼントのこと。

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こんにちは。minneのあべです。今日からこのスタッフブログでminneの中の日々のあれこれについて綴っていきたいと思います。

さて、毎日沢山の作品を見ているminneスタッフですが、minneをご覧になられているみなさんと同じようにそれぞれお気に入りの作品を見つけてはチェックしたり、購入したりしています。買った作品が届くと「かわいい〜っ!」という歓声が上がる事もしばしば。本日は、少し前に結婚のお祝いとしてスタッフからデザイナーの山崎にプレゼントした作品をご紹介します。

写真 2014-10-22 14 28 05.jpg

購入したアイテムはこちら。全て山崎がお気に入りしていた作品からセレクトしました。


写真 2014-10-22 14 28 12.jpg

こちらは、中しまともみさんの「プロレススター トートバッグ」。イラストの絶妙なゆるさ加減がかわいいですバックです。特に好きな場所を写真に収めてみました。このイラストの線の感じ、中々出せないんですよね・・・。

▼プロレススター トートバッグ 2,200円
https://minne.com/items/880563

写真 2014-10-22 14 28 59.jpg

続いては、queueさんのキャンドル。フタを開ける前からほのかに香っていたキャンディのような甘い香り。フタを開けると幸せな気持ちになりました。パッケージもとても素敵なので、いくつか並べてインテリアとして活用しても良さそうです。

▼soy candle PINK CANDY 1,800円
https://minne.com/items/661839


写真 2014-10-22 14 29 32.jpg

続いてもキャンドルですが、こちらは動物もの。コハコキャンドルさんが作られたキャンドルは、思わずなでなでしたくなります。包装する前に例外なく愛でさせていただきました。山崎には言えませんが、作品ページの写真のように手のひらに乗せたら、こちらを見つめてきたので、そのまま家に持って帰ろうかと思いました。

▼水面の白くま 600円
https://minne.com/items/305271


写真 2014-10-22 14 29 23.jpg

こちらは、nocogouさんの作品。デザインから模様のプリント、縫製まで全てnocogouさんの手仕事で作られているハンカチです。綿100%なので、柔らかく肌触りもとても良かったです。北欧を感じるパターンも素敵な作品です。

▼手刷り生地のハンカチ・お弁当包み「木々」 1,300円
https://minne.com/items/212018

写真 2014-10-22 14 29 49.jpg


こちらは、sigetosiさんの一輪挿しです。包みを開いた時、器の持つグラデーションの美しさに見とれてしまいました。作品ページのお写真の方が色合いが分かりやすいと思いますので、ぜひ作品ページもご覧ください。

▼空色デュオトーン(Gloss) / 花入れ 3,300円
https://minne.com/items/570224


写真 2014-10-22 14 30 50.jpg

こちらは、苔もすさんの「星砂ドーム」。私も狙っていた作品なのですが・・・今回は山崎の元に。いくつか並べて飾るとかわいいので、これから集めたいと思います。

▼星砂ドーム・06 1,620円
https://minne.com/items/844727


写真 2014-10-22 14 30 58.jpg

カタリコ雑貨工房さんの革のダイヤブローチは、天然の革を組み合わせて作られた作品です。革の組み合わせと質感が素敵なのです。山崎は、時々セーターの胸元に付けて仕事しています。

▼革のダイヤブローチ 1,728円
https://minne.com/items/225579

写真 2014-10-22 14 31 49.jpg

maitopartaさんの「フランスパンカーの缶バッジ」。パンに乗っている姿にほっこり。以前、CLASKAで開催した「minneのおもちゃ箱マーケット」で購入したトートバッグは、どこで買ったのか良く聞かれます。

▼フランスパンカー(badge) 648円
https://minne.com/items/862651


プレゼントを渡した時、自分のお気に入り作品ばかりが出てきてテンションが上がっていた山崎。とても喜んでもらえて私も嬉しかったです。みんなで一つの作品をプレゼントするのも良いですが、色々な作家さんの作品を集めてみるとそれぞれの作品への想いが感じられてオススメです。プレゼントをする私もとても暖かい気持ちになりました。みなさんもぜひ、お試しください〜。

それでは、また。

 
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