ウェディング特集特別企画 〜あきらめかけていたインターネット販売への道〜

ウェディング特集特別企画

こんにちは、minneのはらだです。
先日公開した、結婚式をステキに彩る『minneのウェディング特集』。
今回は特別企画として、ブライダルに関わる作品を製作されている
衣装デザイナーの小林さんにお話を伺いました。

お話を伺った場所は、作家さんのより良い作家活動をお手伝いするためにminneが運営している「minneのアトリエ」。
小林さんはどういった想いを持っていて、そして「minne」と出会うことで作家活動がどのように変化していくのか。
minneのアトリエで行われたインタビューをレポートいたします。

それではインタビューのはじまり、はじまりー!
 


 あきらめかけていたインターネット販売への道 

〜 衣装デザイナー小林さんへのインタビュー 〜



――和装から洋装、普段着からフォーマルなものまで、一口に洋服といってもジャンルがさまざまだと思うのですが、
そのなかでもウェディングドレスを選んだのはどういった理由があったのでしょう?


小林さん(以下敬称略):服づくりを始めた時から、普段目にしないようなものを作りたいっていう気持ちが強くかったんです。
こんなの見たことない!って驚いてもらえるものを……ってことを考えると凄く燃えてくるんです!
ウエディングドレスをオーダーしてくださる花嫁さんは、
「ここがこういうデザインなら理想通り!」というような明確な理想のデザインがある方も多いので
その思いにお応えできることも嬉しいです。
「この予算でここまでできるんだ!」って喜んでくださる姿を見ると、すごく嬉しくて。
 
――ウエディングドレスってお値段が高いからこそ、どこかで自分の希望を諦めなきゃいけないシーンもありますけど、
そこをオーダーで叶えてもらえるなら花嫁さんは嬉しいですよね。

小林:ドレスは、その人の体に合ってるものを着るとやっぱり綺麗なんですよね。
一度しか着ないものだからいいやっ、て思ってらっしゃる方もいると思うのですが
「一度だからこそ、賭けてほしい!」って思うんですよね。
 
――主役の花嫁さんを綺麗に見せてくれるドレスにはこだわるべきですね!
でも、自分にはこれが似合う!とか、これが着たい!っていう願望が私はなくて、困った経験があります。
オーダードレスってどう希望を伝えたらいいかもわからないですし……。

小林:そういう方もいらっしゃいます。
でも、打ち合わせの時にウエディング雑誌をお見せして、
「この中で、なんとなくいいなあって思ったものを選んでください」って言うと
30分ぐらいで結構な数を選ばれるんですよ。
そういうふうに選んでいくうちに、具体的な希望がでてくるんですよね。
「このドレスのこのラインは素敵だけど、腕のところはもう少し大人っぽいのがいいな」っていう細かいところまで。
 
――具体的なイメージがなくても、カウンセリング込みでやっていただけるんですね!
自分のために希望どおりに作られたドレスを結婚式の当日着られるなんて、感激しちゃいますね。

小林:仕上がったドレスを試着される時、みなさん本当に嬉しそうなお顔をされるので、
私もお渡しするときに「幸せになってくださいね」という思いが心の底から自然と出てくるんです。
人の幸せを心の底から願えて、すごく清らかな気分になります。
本当に幸せなものづくりです。
 
――今までは口コミでオーダーを受けられていた、というお話でしたが、
minneで売ってみようと思われたきっかけは何だったんでしょうか?


小林:もともとはドレスショップをやりたいなって思っていたんですが、
予算もかかりますし、ドレス制作以外のお仕事もやっていてなかなか実現しなかったんです。
今までドレスを作ってきて、一番のネックだったのは場所なんですよね。
お客さまと打ち合わせる場所とか、試着をする場所とか。
レンタルオフィスを借りようか?と思っても、まだ子どもが小さいので、託児所が近くにあるかな?っていう
心配もでてきたりして……いろんな壁がありました。
 
でもminneならお店を持たずに作品を見てもらったり買ってもらったりできるし、
軽い打ち合わせぐらいならminneのアトリエの一角をお借りできる、ということで、
私にとってはminneとminneのアトリエがうってつけだったんです。
そういう形ではじめられるんだったら、やりたかったことができるんじゃないかな、って今はそういう気持ちです。
 

――将来的にはお店を持ちたいなと思ったりもしますか?
小林:正直言って、今ぐらい縛りのない緩い感じが合ってるかな、とも思っています。
決まった場所にお店を構えてしまうと常にそこに居なきゃいけない、っていう制約も出てきますし事務作業も増えてしまいます。
事務的なことに取られる時間をできればすべて作品製作にあてていきたいです。
minneの作家さんも同じように考えている方が多いんじゃないかなと思うんですけど、
作品製作のことだけ考えていられたら、それが一番幸せなんですよね。
 

――今後はminneのアトリエやminne上での活動も広げられるのでしょうか。
小林:そうですね。
実は、私はドレスのことしかわからなくて、アクセサリーや他のことは全然わからないんです。
だからminnnには素敵なブーケやアクセサリーを作っていらっしゃる方が多いので、
いろんなminne作家さんと花嫁さんの全身コーディネートを手掛けられたりすると楽しいだろうなって思っています。
全身、全部ハンドメイドなんて、きっと素敵ですよね。
 

――それでは小林さんの作品をいくつか見せていただけますか?

小林:今まで出品していたウェディング用のハンカチと、おそろいのポーチです。
ハンカチとおそろいの布やモチーフで作っていて、ちょっと小ぶりのサイズで、
ハンカチを入れていただいてもいいですし、リップなんかも入るサイズです。
 

――これはかわいい!結婚式当日だけじゃなくて、アクセサリー入れなどとして、普段使いにもよさそうですね。
想い出になりそうです!


小林:レース自体も高級レースを使っています。
ハンカチだとドレスなんかに比べて面積が小さくて素材も少ししか使わないので、
高級なレースも思い切って使えて、作っていて楽しいですね。
ブライダルハンカチって、真っ白のシンプルなものが多くて王道!というものが多いので、
普通のハンカチじゃ物足りないな、という花嫁さんに使ってもらえたらなと思っています。
表はレースですけど、使う面はガーゼ地で、使いやすさも考えて作っています。
ブライダル用のハンカチって、他の準備で手いっぱいでなかなか気がまわらないんですよね。
それにこだわって選ぶ、っていうほど世の中に種類がないですし。
 

――でも、挙式のときって泣いてるシーンでカメラマンに写真を撮られるから意外とハンカチが写真に写ってたりして……。
こんな素敵なハンカチだと嬉しいですね、結婚する人へのお祝いにもよさそうです!


小林:こちらはミニチュアドレスです。
ドレスのお写真さえいただければ、お写真をもとにミニチュアサイズのドレスをお作りします。
結婚式前にオーダーしていただければ、結婚式当日に会場の受付などに飾っていただいたり
ご両親の記念品としてもお使いいただけます。
挙式後でもお写真があればいつでもお作りすることができます。
トルソータイプと額装タイプがあって、額に入ったミニチュアドレスはホコリもつきませんし、
場所もとらないので飾りやすいと思います。
 
 
――最後に、小林さんの作品づくりへの想いをきかせていただけますか?

小林:ブランドネームの「Posterity」は、”後世”という意味があります。
後の代にも残したいと思っていただける作品を作っていきたい、との思いを込めてあります。
ミニチュアドレスには「Treasure Happy Memories(幸せな想い出の宝物)」と刻まれたプレートをおつけしています。
日常でちょっと疲れた時にこれを見て「ああ、あの時幸せだったなあ。がんばろう!」と心が温かくなる、
そんな心のお守りになるような作品を作っていきたいです。
 



いかがだったでしょうか。
小林さんの作品を通じて幸せにしたいと思う想い、ぬくもりにあふれてますね。
普段の生活スタイルから、なかなかリアルでの販売に踏み込めないときに
minneをご活用いただいて、夢を実現できるというのは私たちにとっては本当に喜ばしいことです!

minneのアトリエでは作家さんへの様々な支援活動を行っています。
作家活動についてお悩みの方はぜひ一度足を運ばれてはいかがでしょうか。

 

▼minneのアトリエ公式HPはこちら
 みんなでモノづくりを楽しむ場所「minneのアトリエ」

▼今回インタビューさせていただいた小林さんの作品はこちら
 Posterity〜幸せな思い出の宝物〜

▼ウェディング特集、魅力的な作品がたくさん詰まってますよ!
 minneのウェディング特集
 


 


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