【イベントレポート】minne×Makers' Base トークショー

 

 

 

こんにちは!minneスタッフのすだです。
先日minneでは、都立大学駅にあるシェア工房「Makers'Base Tokyo(以下 メイカーズベース)」さんと、ワークショップや販売イベントに関するトークイベントを2日間に分けて開催しました。

 

 

メイカーズベースは、2013年にFabスペースとしてオープン。
最新のレーザーカッターやUVプリンターをはじめ、木工・彫金・陶芸などの機材を豊富に取り揃え、作り手のシェア工房として人気を集めています。

 

 

ものづくり好きが集う聖地として、クリエイターたちが思い思いに制作に励んだり、ワークショップが開催されたりと日々作品が生み出されています。


そんな、クリエイターたちが集うメイカーズベースで開催されたトークイベントでは「ワークショップの作り方」と「販売イベントの分析」についてお話しました。

今後、作家活動をもっと広げて行きたい!という熱い思いを持った作家さん方にご参加いただきました。
本日は、その日の様子を少しだけお届けいたします!

 

 

 

トークイベント第1回目「ワークショップの作り方」

 

右から:メイカーズベースCOO松田さん/彫刻師 林雄一さん/時計作家 トンカチワークスさん
/立体刺繍家 大舘佳奈さん/minne 阿部

 

 

第1回目の「ワークショップの作り方」では、メイカーズベースCOOの松田さんとminneの産みの親である阿部がファシリテーターとして、3組の作家さんをゲストにお話していただきました。

 

 

人気のワークショップ講師として活躍されている3組のゲスト

  • 彫刻師 林雄一さん
  • 時計作家 トンカチワークスさん
  • 立体刺繍家 大舘佳奈さん

 

人気ワークショップを作り上げている3組の方に3つのテーマで質問してみました。


質問したテーマ
.錙璽ショップの価格設定について
⊇元劼篝訶舛呂匹里茲Δ帽圓覆辰討い泙垢?
参加者とコミュニケーションを上手く取る方法は?
 

 

 

.錙璽ショップ作家さんが一番悩む、価格設定について

メイカーズベースCOO 松田さん

 

阿部:minneでも作品の価格で悩まれている作家さんが多いのですが、ワークショップの価格設定はみなさんどうされていますか?

 

トンカチワークスさん:やっぱり価格設定には悩みました。最初は安い方が参加者の方も増えるのではと思っていました。それでは収益の面でも厳しいので、メイカーズさんにも相談しながら、価格帯を上げて作品の完成度とお客様の満足度が上げれるようなワークショップができる様に努力しました。

 

松田さん:メイカーズベースで開催されているワークショップの価格帯は平均5000円〜7000円で設定しています。実は、この価格はテーマパークの入場券と同じぐらいのなんですよ。
ワークショップは「ここでしか経験できない感動体験がある」と私は考えています。
メイカーズとテーマパークに共通していることは、その場所でしか経験できないような感動体験です。
ワークショップは、テーマパークと同じぐらいの感動体験の価値があると思っているので、作家さんにもこれぐらいの価格設定をオススメしています。


 

⊇元劼篝訶舛砲弔い

円空仏像彫刻師 林雄一さん

 

 

阿部:ワークショップ参加者の集客や宣伝はどのように行なっていますか?

 

林さん:私はメイカーズベースでワークショップを始めたのでまずは、自分のことより、メイカーズベースのことを知ってもらうために自分が広告塔になろうと思いました。メイカーズさんのTシャツを着て歩いたり、名刺を配ったり、この場所を知ってもらうことから始めました。


大舘さん:私は主にSNSで宣伝をしています。写真でイメージを伝えることで参加したい!と思ってもらうことが重要だなと感じています。
あとは自分の作品を身につけて作品を宣伝しています。
 

 

参加者との上手なコミュニケーション方法について

立体刺繍家 大舘佳奈 さん

 

阿部:色々な方がワークショップには参加されますが、参加者とコミュニケーションを上手く取る方法はなんですか?

 

大舘さん:私自身も他の作家さんのワークショップに参加して、他の作家さんがどのようにして教えているか勉強したり、お客さんの気持ちを理解するようにしています。

 

阿部:みなさんそれぞれのワークショップのやり方があると思うので勉強になりそうですね!

 

林さん:私は、初めてきた参加者同士の空気感を合わせることが大切だと思っています。
ワークショップに参加される方は、初対面なので緊張されていたり、いっぱい話をしたいという方もいれば、そうでない方もいて最初はみなさん距離感があるんです。
でも、同じ空間で同じ作業するチームでもあるので、最初のアイスブレイクを長めにとって、参加者さん同士の距離を近づけることを意識しています。

 


やっぱり、ものづくりの楽しさを知ってもらうことが大事!

 

阿部:みなさんそれぞれのワークショップの作り方がありましたが、全員に共通して言えることはやっぱり「ものづくりの楽しさ」をより多くの人に感じて欲しいってことですよね。
ここにいる、みなさんもこれからワークショップの開催を検討されている方もいらっしゃると思いますので、今回のお話が参考になると嬉しいです。
 

 

 

トークイベント第2回目「販売イベントの作り方について」

第2回目は、メイカーズベースCOO松田さんと阿部のトークセッション。


今年のminneのハンドメイドマーケットでは企業ブースとしてご出展いただいたメイカーズベースさん。
商業施設でワークショップや作品販売を始めたことをきっかけに、様々なイベントに出展し続け、リアルな場所で作品を売ることについては沢山のノウハウが溜まっているとのこと!
そんな、松田さんが様々なイベントで出展されてきた経験や失敗談から学んだノウハウをお話いただきました。
 


松田さんが考えるイベントで作品が購入されるまでのプロセス

,客さんにブースに立ち止まってもらう
∈酩覆鮗蠅房茲辰討發蕕
作品を購入してもらう

 

 

,客さんに一目で、ブースが立ち止まってもらうには?

 

松田さん:まず、色んなイベントに参加して思ったことは、ブースに立ち止まって見てもらえるかが一番重要だと思い。
何が売っているかわからなかったらお客さんは立ち止まってくれません。

 

阿部:お客さんが一目で何が売ってるブースかわかるようにアピールするってことですね。

 

松田さん:そうですね。シンプル且つ大きい文字でポップがあり光が強い場所に人が集まるのだと出展を繰り返すうちに気がつきました。

例えば「ピアス3000円」ぐらいシンプルなポップでも、「3000円くらいのピアス」を探している人は立ち止まってくれます。
「〇〇を使った、△△モチーフの□□風ピアス3000円」なんて書く必要ないです!笑

 

阿部:なるほど。情報量が少ない方が頭ですぐ理解できますよね。
光が強い場所っていうのはどういうことですか?

 

松田さん:生理学的には人間は明るい場所の方を選びやすいんですよ。

実際、ABテストとしてライト有りと無しで出展してみると、ライト有りの時の方がお客さんが集まりました。

 

 ポイント
・ポップはなるべくシンプルに。大きい文字で書く。

・遠くからみてもわかるようにライトでブースを目立たせる。 

 

∈酩覆鮗蠅砲箸辰討發蕕

 

松田さん:次に、生活用品やアクセサリー類は使ったり身に付けたりする時のイメージに近づけることが大切ですね。
イメージが湧くように必ず鏡を置いています。
でもただ鏡を置くというより、鏡の数がポイントなんですよ。

 

阿部:1つでも十分かなと思ったんですけど、そうでもないんですね。

 

松田さん:ブースの大きさによって変わりますが、1つだと複数人のお客さんが来た時に取り合いになってしまうので、最低2つか3つあると良いですね。
あと、手に取って見てくれた人には声をかけています。

 

阿部:どのタイミングで声をかけるといいですか?

 

松田さん:手に取る作品を迷っていたら声をかけてみてください。
どうぞ手に取って見てくださいね〜」みたいな感じで最初は軽くアプローチして、興味を持ってくださったら作品の説明をしています。

 

ポイント

・複数の鏡を設置する
・手にとる作品を迷っていたら声をかけてみる

 

 

 バリエーションを増やして購入率を上げる

 

松田さん:1作品に複数のバリエーションを、用意すると購入率が上がります。
自分が何か買う時もやっぱり比較した方が選択肢が広がって購入し易くなりますよね。

 

阿部:たしかに。あと、イベントに出展されるminneの作家さんの中にはその場所でしか買えないような限定グッズを作っている方もいらっしゃいますね!

 

松田さん:すごく良いですね。イベントで購入する時に重要なのって「どこで」「なにを買うか」ということですよね。この場所で買うからこそ意味があるっていうことが大切だなと思います。

 

ポイント
・バリエーションを増やす

・限定アイテムを作る

 

 

 

毎回新しい学びがあるイベントにしよう!


松田さん:色々ブースについて話しましたが、1番大切なことは自分の作品がどんな人に刺さるのか、その人がどういうイベントに来るのかなど、ターゲットを理解することですね。
どこのどんな人に買って欲しいと設定すべきです。

 

阿部:購入してもらえるなら「誰でもいいや」ではなく「こういう人に購入して欲しい」と決めておくことが重要っていうことですよね。

 

松田さん:そうですね。そこを間違えると売れないのでモチベーションも下がってきますよね。

ターゲットを設定した後に、初めてこれまでに説明したプロセスにごとのアプローチを考えることができます。

前回ここのプロセスが微妙だったから、「じゃあ今回のイベントではこういうアプローチに変えてみよう!」っていう感じで次に臨むことができます。

 

阿部:そうですね。アプローチ方法を模索していくことで集客の結果にもつながり、
イベント出展がだんだんと楽しくなって来ますよね!

また、他の作家さんがどういう風にしているのかを見て学べるのもイベントの良さだと思います。

 

松田さん:そうですね。色々効果検証を繰り返しながらお客さんや他の作家さんの行動も観察できるので、気づきがあるので楽しいなーと思いますね。
イベントは、色々な学びを感じられる場所なのでぜひ皆さんも楽しみながら出展してみてくださいね。

 


最後は持ち寄りのフードをお酒のお供に交流会

 

今後、作家活動をもっと広げて行きたい!という熱い思いを持った作家さんにたくさんご参加いただき、

最後は各回とも参加者の皆さんにフードをお持ち寄りいただき、交流会を開催しました。

 

 

みなさん和気あいあいと作家さんならではの悩みやものづくりに対する熱いお話されていてとても素敵な会となりました。

ご参加いただいた皆さま、ご登壇者さま、誠にありがとうございました!

 

今後もminneでは、作家さまの活動の幅が広がるようなイベントなどを各地で開催する予定ですので、お楽しみに!
 

 

 


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